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第百四十話 ページ41

 
 
 
 
A「自分の意思でどうしたいとかじゃないんですか」

柊「っ!」

A「学園とか伝統とか、そんなものじゃなくて、自分が何をしたいか、自分の気持ちを貫く事が大事なんじゃないですか」

楪「MsA…!」

A「…すみません、図々しい事を言いました、忘れてください」

漣「いや、貴女の言うことは最もだ」

楪「Yes!それでこそ貴女らしいんです!」

A「漣先輩…楪先輩…」

暁「そんなの綺麗事だ…」

そっぽを向いてそんなことを呟く暁先輩にムッとして

A「綺麗事でも、自分の気持ちに嘘をつくよりマシだと私は思います」

暁「柊くんには綾薙の未来がかかってるんだ!」

A「そんなの知ってるっ!!!!」

全「っ!!」

A「翼くんがいずれ綾薙学園を担っていく存在になることなんて知ってる!けどまだ時間はあるんじゃないの!?」

暁「っ…それは…」

A「…翼くんはどうしたいの」

柊「っ!…私は……綾薙学園を守っていく義務が」

A「そうじゃない!…翼くんは自分の気持ちに嘘をついてミュージカルをやって、大切な人とミュージカルが出来なくても楽しいと思える?…私は思わない、だから私は辛かった…」

翼くんから樹くんに目を移した…

樹「A…」

A「私は樹くんが華桜会から、綾薙から姿を消した時辛かった、でもteam鳳に、舞蝶会のみんなに心配をかけないようにいつも笑っていた…

けどそれは自分を偽って作った笑顔…心は全然楽しくなかった…

でもteam鳳が私を変えてくれた、辛いなら辛いって、泣きたいなら泣けって、言ってくれたから

翼くんは?翼くんにはそう言うことを言いあえる存在って一人も居ない?」

柊「っ…」

A「翼くん」

樹「翼…」

暁「柊くん」

楪「柊…!」

漣「…柊」

ただ立ち尽くす翼くんに私は

ギュー

A「大丈夫だよ、翼くんは一人じゃない、だって私たちがいるから」

そう言って背中を撫でていると翼くんも背中に腕を回してくれた

柊「…ありがとう…ございます…っ!」

そして翼くんが落ち着くのを待った…

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作品ジャンル:アニメ
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紗綾(プロフ) - ミキさん» ありがとうございます!とっても嬉しいです(〃^ー^〃)頑張ります! (2016年1月26日 22時) (レス) id: 7ca60b0558 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 続編おめでとうございます!!いつも更新楽しみにしてます♪頑張ってください(^○^) (2016年1月26日 22時) (携帯から) (レス) id: 48fd55c7f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さっちゃん | 作成日時:2016年1月26日 21時

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