第百三十九話 ページ40
A「っ！…なんでそんな泣きそうな顔するの…」
そっと両手を樹先輩の頬に添え
A「私はteam鳳が成長してくれて、そして、こうして樹先輩が戻ってきてくれただけで十分だよ」
樹「A…っ」
A「泣かないで…役者は泣きたいときに笑うものでしょ？」
樹「そう、だね…っ…でもごめん、止められないんだっ…っ」
そう言って顔を伏せてしまう樹先輩を私は
ギュー
A「…大丈夫だよ、樹くんは間違ってない…それに私なら大丈夫、だから泣かないで…」
顔を胸に抱きしめ、髪を優しく撫でながら優しく声をかけると樹先輩も私の背中に両手を回した
そしてしばらく静寂が私たちを包んだ…
その静寂を破ったのは樹先輩…
樹「Aは温かくて優しい香りがして凄く落ち着くね……俺はもう君を悲しませない、だからもう一度、Aの側に居させて」
A「…そんなの決まってるわ、これからも側にいて下さい」
樹「…ありがとう」
A「はい…樹先輩、おかえりなさい」
樹「っ！…ただいま」
見つめあってお互い微笑んでいると
？「ゴホンッ！」
「「っ！？」」
？「そろそろ宜しいですか」
A「華桜会…樹先輩、私戻るね」
暁「待ってくれ！君に話があるんだ！」
A「…私にはないですわ」
楪「A…お願いです、話だけでも聞いてください」
漣「俺からも頼む」
樹「A…」
A「…あぁもう、わかりましたよ」
柊「…申し訳ありません、私たち華桜会の軽率な行動のせいで貴女に無理をさせてしまって…」
A「いえ、私が選んだ道ですからお気になさらず」
楪「MsA…貴女の先ほどの言葉、あれは貴女の心からですか…？」
A「先ほどの…？…あなた方はいつから聞いてたんですか」
漣「鳳がAは愛されてると言うところからだ」
盗み聞きなんて…けどここは平常心、平常心…
A「チッ…」
華桜会「っ！？………」
樹「落ち着いてA」
A「……はぁ、そうですわ、私は誰も間違ってないと思ってる、でもそちらが間違っていたと思うならそれは貴方達のミスです」
柊「！…そうですね、いつだって貴女は正しいことを言いますね…」
A「正しい正しくないとかそんなことじゃなくて…」
立って華桜会のみんなの顔をみて…
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紗綾(プロフ) - ミキさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです(〃^ー^〃)頑張ります！ (2016年1月26日 22時) (
レス) id: 7ca60b0558 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 続編おめでとうございます!!いつも更新楽しみにしてます♪頑張ってください(^○^) (2016年1月26日 22時) (携帯から) (レス) id: 48fd55c7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2016年1月26日 21時
