第百三十七話 ページ38
ーNo sideー
玲華「次、綾薙学園の事でAに何かあるようならば、私たち華雅学園は綾薙学園との交流を拒否します」
男子「っ！？」
女子生徒は全て舞蝶会の後ろに居た
漣「だ、だが学園長の許可無しにそんな権限は！」
凛「学園長にも話は通してある、あの方も賛成してくれている、冗談でこんなこと言わない」
理奈「柊、貴方が綾薙学園を守らなければならないのはわかります、ですがそれが私たち華雅まで巻き込むような守り方ではこのような結果になるのですよ」
柊「っ…」
美桜「…悔やむ位ならもっと先を見通しなさい」
理奈「あの子等はもう行ったのね…樹、Aをお願いします」
樹「っ！あぁ！」
理奈にそう言われた樹はAを探し始めた…
そして……
A「はあっ、はぁっ、はぁっ、きゃっ！…くっ…うぅっ…」
私は辿り着いた庭園で力尽き転び、そこに座り込んだ
A「どうしていつもこうなの…私はっ…私はどうしたらいいのっ…誰も責めたくないのにっ…」
そう、だって翼くんは学園を思ってやったこと
暁先輩も、楪先輩も、漣先輩も…
そして樹くんもteam鳳を守ろうと華桜会を去ったから…
A「私が…悪いのかな……私さえ、我慢すれば…良いのか」
まともじゃない、こんな考えまともじゃないのをわかってても、私の頭には『私が悪い』この言葉ばかり浮かんでくる…
A「こんなことになるくらいなら私、舞蝶なんか入るんじゃなかった…そしたら私は悪者にならずに済んだのに」
？「悪者なんかじゃない！」
A「っ！」
私の後ろから声が聞こえ、ゆっくり後ろを振り返ると…
A「悠太…みんな…」
悠太「Aは悪者なんかじゃない！だってAは鳳先輩が居なくなったあとも悪口１つ言わずに俺たちの面倒見てくれた！」
透「そうだよ！それに舞蝶会に入らなかったら僕たちの出会いはなかったんだよ！？」
A「でもっ！でも私はっ！」
翔「でもじゃねぇ野暮助！Aは何も間違ったことしてねぇだろ！」
海斗「そうだ！Aのお陰で今の俺たちがあるんだ！」
愁「Aがしてきたことは全部、俺たちの為になってるんだ」
A「みんな…っ、うわぁぁぁん！」
子供のように泣きじゃくる私をみんな優しく抱きしめてくれた…
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紗綾(プロフ) - ミキさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです(〃^ー^〃)頑張ります！ (2016年1月26日 22時) (
レス) id: 7ca60b0558 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 続編おめでとうございます!!いつも更新楽しみにしてます♪頑張ってください(^○^) (2016年1月26日 22時) (携帯から) (レス) id: 48fd55c7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2016年1月26日 21時
