第百三十二話 ページ33
晶「僕に足りないもの…」
A「そう、足りないもの…ミュージカルは歌とダンスが良ければ良い訳じゃない」
晶「……演技力が…僕に足りない？」
A「…えぇ、ただ話を理解するんじゃなくて物語の中の人にも感情があったら？、誠にも言ったけど自分の演じる役が何を思ったのか自分なりに考えるの」
晶「役が何を思ったか…」
A「そう、それがわかれば何か変わるわ」
晶「そっか、わかった、やってみるよ」
やる気に満ちた顔で私を見つめる晶に細く微笑んだ
そして交代…
和泉「俺と１曲、踊っていただけますかお姫様？」
A「っ…ええ」
和泉「…Aと踊ったあとアイツらなんか嬉しそうなんだけど何話してんだ？」
A「う〜ん、みんなの足りないところのアドバイス？」
和泉「足りないところ？」
A「そう、和泉は…なんだろ？琉唯にもアドバイスしてないんだよね、ただいつか私を琉唯のミュージカルで魅了してって、そしたら嬉しそうに笑ったから良いかなって」
そう話してると少し離れていた腰をキュッと側に寄せられ耳元で
和泉「俺と踊ってんのに他の男の話するなよ」
A「んっ／／／…バカ、もう知らない」
和泉「わ、悪かったよ…けどちょっと妬いた…／／／」
ちょっと照れ臭そうに頬を赤らめた
A「(可愛い…)いいよ、だって冗談だもの♪…和泉はその感情の豊かさを演技、歌にも込めてみて、後は…陰からみんなを支えてあげてね」
和泉「おう」
また照れ臭そうに微笑む和泉にキュンとしながら私も微笑んだ
そして
A「これで終わりね」
悠太「じゃあ俺らの番！」
A「うん♪」
翔「んじゃここはリーダーである星谷から行けよ」
悠太「俺！？」
透「うんっ！」
愁「行ってこい」
海斗「間違ってもAのドレスだけは踏むなよ」
悠太「怖いこと言うなよ！やりそうじゃん！」
A「大丈夫、またリードしてあげるよ」
悠太の手を引いてダンスの輪に
A「前みたいに腰に手回して、そう覚えてるじゃん♪」
悠太「みんなそうしてるからな」
A「で、足は左から１歩」
そう言いながらワルツを踊って…
A「そうそう上手い上手い♪」
悠太「前にも言われた気がする…でもありがとう、もう大丈夫」
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紗綾(プロフ) - ミキさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです(〃^ー^〃)頑張ります！ (2016年1月26日 22時) (
レス) id: 7ca60b0558 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 続編おめでとうございます!!いつも更新楽しみにしてます♪頑張ってください(^○^) (2016年1月26日 22時) (携帯から) (レス) id: 48fd55c7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2016年1月26日 21時
