第百二十四話 ページ25
A「ほら起きて先輩、遅れますよ」
樹「んん〜、もうちょっと…」
A「ダメです！もう三度目なんだからいい加減起きて！」
樹「ふぁぁ、おはよ」
A「おはよう樹先輩、朝ごはん出来てるから食べよ」
樹「うん」
朝ごはんを一緒に食べて…
A「それじゃ私準備があるので先行きますね、鍵置いとくので閉めて下さいね」
樹「わかったよ、後で鍵渡しに行くから、行ってらっしゃい」
A「はい、行ってきます」
華雅学園、学園長室に行って、今日は動きやすいミドル丈のドレスに着替えて
理奈「それじゃみんな、各自持ち場へ、時間３０分前には着替えを済ませてまたここへ」
凛「了解」
美桜「わかりましたわ♪」
玲華「ＯＫ」
A「はい」
理奈「それじゃ行きましょうか♪」
分かれて作業を始め、私は…見回りをしてます
見回りって言ってもトラブルの解決、迷子の子供を預かったりって感じ…
『A様っ！』
A「どうしたの？」
『この子迷子みたいで』
A「わかったわ、ありがとう、頑張ってね」
『はいっ！』
生徒を見送った後、泣きながらママを呼ぶ男の子と目線を合わせて
A「一人で怖かったね、お姉ちゃんと一緒にママ呼ぼっか」
『っ、う、ん』
A「じゃあお姉ちゃんともはぐれないように手繋ごっか」
ｺｸﾝ
ー放送室ー
男の子の名前と年齢を聞いて、放送を流し…
A「これでママが来るからお部屋に行こっか」
『ママァ…』
少しずつまた泣き出してきた男の子を抱っこして…
A「大丈夫だよ、ママお迎えに来るから…」
歌を歌いながらあやして舞蝶会の会議室へ
A「…まだ来てないか…僕？」
『すぅ…すぅ…』
A「あらら…寝ちゃった…」
『マ、マァ……』
A「大丈夫、大丈夫だよ」
コンコン、ガチャ
『すみません…』
A「お母様ですか？」
『はい、申し訳ありません』
A「僕〜、ママ迎えに来たよ〜」
『んんぅ、ママっ！』
『もう勝手にどっか行っちゃダメって言ったでしょ！…ほらお姉ちゃんにありがとうって』
『ありがとうお姉ちゃん！』
A「どういたしまして♪今度はちゃんとママと居ようね」
『うんっ！バイバイ！』
男の子と母親を見送って私は仕事に戻り…
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紗綾(プロフ) - ミキさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです(〃^ー^〃)頑張ります！ (2016年1月26日 22時) (
レス) id: 7ca60b0558 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 続編おめでとうございます!!いつも更新楽しみにしてます♪頑張ってください(^○^) (2016年1月26日 22時) (携帯から) (レス) id: 48fd55c7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2016年1月26日 21時
