第百十九話 ページ20
ー樹sideー
Aが奥に行ってから３０分
悠太「Aまだかなぁ〜」
樹「女性の準備には時間が掛かるものだよ、しかもドレスは特にね」
ガチャ
学園長「お待たせ、貴方たちのプリンセスのお出ましよ」
姿を見せたAに俺は、いや、俺たちは息をのんだよ…
いつもはあんなに可愛らしく、凛としたAと違って
黒いスレンダードレスを身に纏ってるAは正に妖艶、この言葉が一番似合う
上品な雰囲気の中に美しく艶のある姿…
ますます惚れそうだよ、A…
A「ど、どうですか…？」
樹「見違えたよ、とても綺麗だ」
A「ありがとう」
俺がAに見惚れていると
パサッ
愁「すみません、肩に何か羽織るものを、さっきまで雨に打たれてたんだ、念のため暖かくしてた方がいい」
学園長「貴方の言う通りね、待ってて、取ってくるわ」
樹「気が利くね、空閑」
愁「いや、Aに何かあったら大変だからな」
A「ありがとう愁、いつも私を気遣ってくれて」
愁「い、いや…／／／」
まぁ、無理もないか、今のAの姿で微笑まれれば目も反らしたくなるよね
その微笑みを俺以外に向けてるのは少し妬けるけどね
学園長「お待たせ」
A「ありがとうございます、愁もブレザーありがとう」
愁「あぁ」
A「それじゃあ時間ももう少ししかないから早く行きましょ♪」
あぁ…そうやって楽しそうに笑ってる顔が俺はあの頃からずっと大好きなんだ…
これからは守るよ、君の笑顔を…
綾薙に戻ると凄い視線を主にAに集めて進んでると…
A「ねぇ、私たち何か変…？」
悠太「いつも通りだと思うけど？」
透「違うよ星谷くん！今日はAさんがドレスなんだよ？僕たちだって衣装のままだし」
翔「俺たちに見惚れてんだろ」
愁「主にAを見て、だろうな」
海斗「そうだろうな、それにAの隣には鳳先輩もいるんだ」
樹「俺がなんだい？」
海斗「いえ、何でもないです」
樹「言いたいことあるなら言っていいんだよボーイズ？」
Aの隣がボーイズたちの方に移動してしばらく話してると
透「あれ？Aさんは？」
那雪の一言で俺たちはAが居ないことに気がついた
まずいな、早く探してあげないとね
俺たちのプリンセスを…
ー樹side終ー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 50人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紗綾(プロフ) - ミキさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです(〃^ー^〃)頑張ります！ (2016年1月26日 22時) (
レス) id: 7ca60b0558 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 続編おめでとうございます!!いつも更新楽しみにしてます♪頑張ってください(^○^) (2016年1月26日 22時) (携帯から) (レス) id: 48fd55c7f4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さっちゃん | 作成日時：2016年1月26日 21時
