告白 ページ1
(岩本side)
岩「…俺、Aちゃんのことが、好き、です」
お互いの休みが合った休日。康二も含めて３人で買い物とか行って遊んで。ちょっとだけ飲んで。
で、康二を先に家に送り届けて…
車を近くの公園に停めて、酔いでもさまそうと声をかけて、外に出る。
車にもたれかかって、一緒にスカイツリーを眺めながら…
前々から想っていた、Aちゃんへの想いを、伝えた。
A「えっ…」
岩「あ、いや、迷惑なのはわかってて。けど…ごめん、言いたかったから、さ」
A「あー…」
わかってる。
マネージャーとタレントの恋愛なんて御法度だってことも、Aちゃんが俺らを恋人として見ていないってことも。だって絶対メンバーと結婚なんてあり得ないって言ってるし…
だけど、触れる度、話す度、笑顔を見る度、つもっていくこの想いを、もうとどめておくことなんてできなかった。
いっそふられて諦めたほうが楽だな、とまで思ってしまったのだ。
岩「…返事は、ほんと、今すぐじゃなくていいから」
A「…」
岩「なんならいまここでキッパリ振ってくれてもいいけど…いやだけど…」
A「ち、ちがうんです！あの、嫌いだから、断りかたを悩んでいる、とかではなくて、ですね」
岩「うん？」
A「あの、ひかるくんのこと、は、その…前向きに、かんがえたい、んだけども…」
岩「うん」
A「ちょっといま、それどころじゃない、というか」
岩「うん？そんなに忙しい？」
A「いや、ちょっと、プライベートがゴタゴタしてて」
岩「え、なにそれ、大丈夫？」
A「あ、はい、たぶん…なので、ちょっと、それが落ち着いてからじゃないと考えられないというか」
岩「そういうことね、じゃあ俺はいいんだけど…けどほんと、大丈夫？」
A「はい、たぶん！すみません、なんか…」
岩「ううん、ありがとう。じゃ、帰る？送ってく」
A「あ、お願いします…」
ふられてない。
前向きに考えてくれるって言った。
それに浮かれていたんだろう。
マンションに着いたAちゃんの表情にも
マンションの近くの自動販売機の影にいた人影にも
俺はこのとき、何も気づいていなかった。
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りんか(プロフ) - 強いキミを守るなら完結おめでとうございます‼️読んでいて、続編が読みたくなったので、［続］強いキミを守るならのパスワードを教えて貰えないでしょうか？ (12月18日 18時) (
レス) id: a15f9aa4a0 (このIDを非表示/違反報告)
Mr振り付け師兼リーダー(プロフ) - 完結お疲れ様です！読んでいてキュンキュンしたり切なかったり、とても素敵な作品で続きが気になります！こちらの続編ぜひ読みたいです！もしよかったらパスワード教えていただけないでしょうか？ (12月14日 0時) (レス) id: 2b13d3dca2 (このIDを非表示/違反報告)
り(プロフ) - 完結お疲れ様です！重いひーくん最高でした😭くすちゃんも自分があんな目にあったのにそれでもひーくんやメンバーも思う気持ちは変わらずすごく素敵だと思いました！個人的にメンバーが重！！っていう反応した時笑いましたww素敵な作品ありがとうございました！ (10月20日 22時) (レス) @page40 id: cb505c4799 (このIDを非表示/違反報告)
やっぱり活字が好き(プロフ) - こんにちは！くすちゃんとひーくん、素敵な2人がとても大好きです💛何度も読んで苦しくなりますが、くすちゃんの笑顔を想って番外編からの先を想像しつつ幸せを願っています！！ (9月8日 17時) (レス) id: 255d50e971 (このIDを非表示/違反報告)
さおりん(プロフ) - 私もすねすねひーくんもじもじさせ隊です。ひーくん重た可愛くて好き〜💛 (7月4日 14時) (レス) id: b19d2edb84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめ
| 作成日時：2023年6月10日 11時
