熱…�� ページ7
何となく怠さも引いた気がする。
… しかし体が起きない 、やはりまだ熱があるのか。
ぐぅ とお腹がなる。そろそろ夕飯の時間なのかな。
ふとやけに静かだな、と感じる。
私「 … 真澄？ 」
耳をすませば微かに聞こえる誰かの寝息。
寝返りを打つと いつもはクールな表情である彼が 、幸せそうな顔で眠っていた。
ずっと私の看病をしてくれて疲れたのかも。
だとしたら有難いし嬉しい。
部屋の外から香ばしい匂いが漂う。
三角「 わぁ〜、さんかくのナンだ〜 」
一成「 マジやばくね？500ええねは絶対くる！ 」
わいわいと賑やかな会話が聞こえ 、私もお腹がすいたしベッドから出よう。
ぐいっ
体を起こし布団を剥いだと思いきや 、後ろに引っ張られる。
私「 … 一応病人だよ 」
ベッドに無理矢理寝かされ 、真澄が四つん這いで私を跨ぎ布団で彼以外が見えない。
薄暗く変な雰囲気だ。
真澄「 俺以外の所に行かないでよ 」
私「 … お腹空いただけ 」
真澄「 好き … 好き 、好き … 」
顎をクイッと持ち上げ 、私に顔を近付ける。
私「 っえ、ちょ 」
咄嗟に手で彼の口元を覆う。
真澄「 … キスしたい 」
私「 ダメです 」
ムスッといじけた様に頬を膨らませ 、ぐっと私の両手を掴み固定する。
真澄「 本当可愛い … 世界一好き … 」
私「 っ … ど、どういう所が好きなの 」
なんて思わず聞いてしまった。
真澄「 … 純粋な性格が好き 、俺を見る優しい目が好き 、艶やか髪が好き 、笑ったときのえくぼが好き 、熟れたイチゴのような可愛らしい唇が好き … 」
私「 ば、ばか 、もういいから 」
真澄「 照れるとき眉を下げて視線を右下に移すのも好き … 」
彼は頬を紅に染め 、そっと唇を近付ける。
どっどっ … と鼓動が速まる。
──── ･･･
左京「 いい加減飯に来 …… 」
ガバッと布団が退かされ 、気が付けば目の前にいた彼はベッドから落ちていた。
左京「 テメェなぁ … 」
呆れているのか怒っているのかわからないまま部屋を出た。
真澄「 アイツ許さない … 」
ドアの先をキッと睨みつけていた。
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皇(プロフ) - ！シ .さん» 笑ってくださりありがとうございますヽ(・∀・ )ﾉ 真澄は正義。頑張ります！^^ (2017年12月24日 21時) (
レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
！シ .(プロフ) - めっちゃ笑いました。真澄かわいい。頑張ってください！ (2017年12月20日 12時) (レス) id: c63ed2c4ca (このIDを非表示/違反報告)
皇(プロフ) - 童話さん» ありがとうございます！(^^♪ (2017年11月24日 21時) (レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
童話(プロフ) - とても、面白いです！更新頑張ってください！ (2017年11月23日 18時) (レス) id: 4ed159ca7f (このIDを非表示/違反報告)
無名の作者 - あいん。さん» ありがとうございます！やってはいけない誤字ですね…(*_*) (2017年10月31日 20時) (レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皇 | 作成日時：2017年10月8日 1時
