正月 ページ38
監督「 あけましておめでとう〜！！！ 」
テレビ番組で新年が明けるまでのカウントダウンを数え 、0を迎えたと同時に挨拶をする 。
こたつにくつろいでる中学生組も 、なんとなくスマホを弄る高校生組も 、珈琲を片手に椅子に座る大人組も 、その時になるとバッと顔を見合わせ微笑み合う 。
真澄「 はぁぁぁ … … アンタと年明けた … もう結婚出来 … 」
私「 ません。 」
冷蔵庫からお茶を取り出し 、コップに注ぐ姿を何故か余所見することなくコチラを見てくる 。
まるで警官だ 。怪しいと思った人物は満足するまで監視を続ける 。
と ココアを飲み干した椋が台所に入り コップを濯ぐ 。
椋「 クリスマスどこか出掛けたりしました！？ 」
イルミネーションのようにキラキラした目で話しかける 。
真澄「 当たり前 … Aとお家デート 」
私「 パワーワードだわぁ 」
椋は驚いた顔で徐々に頬を赤く染めながら 、小さくハッキリと尋ねた 。
椋「 な、な … ！！！ 何したんですか … ！！！！！ 」
真澄「 … 聞きたい ？ 」
椋は はわぁ！！ と女 … いや最早オネェの様な声を出すと 、大丈夫です とぽつり 。
私「 意味深に言ってるけど 、実際はテレビ見たりゲームしたり 、プレゼント交換とかしただけだからね 」
椋は手を拭きながら こくこく と頭を縦に振り真剣に話を聞く 。
椋「 よ、よかった … 何はともあれ お幸せにしてくださいね！今年もよろしくお願いします！ 」
ペコッと頭を下げると 、台所から駆け足で去っていった 。
真澄「 … … 今日の朝から出掛けるんだっけ 」
お茶を私の代わりに仕舞いながら問う 。
私「 … うん 、そう 。神社じゃないかな ？ 」
お茶を一気に飲み干し 、コップを洗う 。
真澄「 ふーん 、あっ 。」
何か思い出したかのように声を出すと 、匂いを嗅ぐように 私の耳元に顔を近付ける 。
私「 なーに 」
真澄「 あけましておめでとう 」
耳元で囁くように呟くと 、背後から抱き締められる 。
私「 あけましておめでとう ，あ 〜 あったかい 」
真澄「 じゃあ 一生離れない 」
私「 夏死んでまう 」
終わり
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皇(プロフ) - ！シ .さん» 笑ってくださりありがとうございますヽ(・∀・ )ﾉ 真澄は正義。頑張ります！^^ (2017年12月24日 21時) (
レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
！シ .(プロフ) - めっちゃ笑いました。真澄かわいい。頑張ってください！ (2017年12月20日 12時) (レス) id: c63ed2c4ca (このIDを非表示/違反報告)
皇(プロフ) - 童話さん» ありがとうございます！(^^♪ (2017年11月24日 21時) (レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
童話(プロフ) - とても、面白いです！更新頑張ってください！ (2017年11月23日 18時) (レス) id: 4ed159ca7f (このIDを非表示/違反報告)
無名の作者 - あいん。さん» ありがとうございます！やってはいけない誤字ですね…(*_*) (2017年10月31日 20時) (レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皇 | 作成日時：2017年10月8日 1時
