検索窓
今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:156,708 hit

おやすみ ページ23

しっ 、と人差し指を口に当てられ瞬時に黙り込む 。



真澄「 … A 、好き 。ねぇ 、俺じゃダメ? 」



そっと手を握られ 、手の甲に唇が触れられる 。



かぁ、と効果音が出るような程私の顔が熱く火照る。



真澄「 … 俺と付き合って 。」



いつもクールな彼が 、何となく緊張したような雰囲気で一言述べた 。



私「 うん … 私で良ければ … 」



後半になるにつれ声が弱々しくなる 。



真澄「 ほ 、本当 … ? はぁ … これでアンタは俺のモノ 。 」



息を荒らげながら手や足を絡み始め 、身動きが取りづらくなる 。



私「 っ 、ねぇ … 」



真澄は人のことなんか気にせず 、私の首元に顔を埋める 。



真澄「 俺の … 俺の … 」



彼の髪や息が首に触れ 、擽ったい 。



好き好き 、と耳元で囁くと 、生暖かい彼の舌が耳に触れる 。



私「 ひっ 、真澄っ … ! 」



真澄「 は 、何今の声 … 無理可愛い 。 … ねぇ 、キスさせて 。」



私「 ば 、 馬鹿 。はやいって … もう 」



私は無理矢理真澄とは反対方向を向き 、目を瞑る 。



真澄「 明日 文化祭の振替休日だから 、デートしよ 」



私「 … うん 」



真澄「 ! … 結婚して 」



私の背中に抱きつき 、首元に頬を擦り寄らせる 。



私「 ね、寝にくい 」



真澄「 意識してくれてるの ? こっち向いて 」



仕方なく彼の方に寝返りを打つも 、今更の恥ずかしさで顔が見れない 。



真澄「 暗くてもわかる 。 顔真っ赤 … ズルい 」



ちぅ 、とおでこにキスをされ胸元に抱き寄せられる 。



鼓動は速くうるさい 。 何となく彼の体も熱い 。



私「 照れてるでしょ 」



真澄「 アンタと寝るのに冷静でいられる訳ない 」



私「 ふふ 、可愛い 。 … おやすみ 。 」



真澄「 っ … おやすみ 」

おはよう→←我が家



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (147 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
399人がお気に入り
設定タグ:A3 , 碓氷真澄
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - !シ .さん» 笑ってくださりありがとうございますヽ(・∀・ )ノ 真澄は正義。頑張ります!^^ (2017年12月24日 21時) (レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
!シ .(プロフ) - めっちゃ笑いました。真澄かわいい。頑張ってください! (2017年12月20日 12時) (レス) id: c63ed2c4ca (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 童話さん» ありがとうございます!(^^♪ (2017年11月24日 21時) (レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
童話(プロフ) - とても、面白いです!更新頑張ってください! (2017年11月23日 18時) (レス) id: 4ed159ca7f (このIDを非表示/違反報告)
無名の作者 - あいん。さん» ありがとうございます!やってはいけない誤字ですね…(*_*) (2017年10月31日 20時) (レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2017年10月8日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。