おやすみ ページ23
しっ 、と人差し指を口に当てられ瞬時に黙り込む 。
真澄「 … A 、好き 。ねぇ 、俺じゃダメ? 」
そっと手を握られ 、手の甲に唇が触れられる 。
かぁ、と効果音が出るような程私の顔が熱く火照る。
真澄「 … 俺と付き合って 。」
いつもクールな彼が 、何となく緊張したような雰囲気で一言述べた 。
私「 うん … 私で良ければ … 」
後半になるにつれ声が弱々しくなる 。
真澄「 ほ 、本当 … ? はぁ … これでアンタは俺のモノ 。 」
息を荒らげながら手や足を絡み始め 、身動きが取りづらくなる 。
私「 っ 、ねぇ … 」
真澄は人のことなんか気にせず 、私の首元に顔を埋める 。
真澄「 俺の … 俺の … 」
彼の髪や息が首に触れ 、擽ったい 。
好き好き 、と耳元で囁くと 、生暖かい彼の舌が耳に触れる 。
私「 ひっ 、真澄っ … ! 」
真澄「 は 、何今の声 … 無理可愛い 。 … ねぇ 、キスさせて 。」
私「 ば 、 馬鹿 。はやいって … もう 」
私は無理矢理真澄とは反対方向を向き 、目を瞑る 。
真澄「 明日 文化祭の振替休日だから 、デートしよ 」
私「 … うん 」
真澄「 ! … 結婚して 」
私の背中に抱きつき 、首元に頬を擦り寄らせる 。
私「 ね、寝にくい 」
真澄「 意識してくれてるの ? こっち向いて 」
仕方なく彼の方に寝返りを打つも 、今更の恥ずかしさで顔が見れない 。
真澄「 暗くてもわかる 。 顔真っ赤 … ズルい 」
ちぅ 、とおでこにキスをされ胸元に抱き寄せられる 。
鼓動は速くうるさい 。 何となく彼の体も熱い 。
私「 照れてるでしょ 」
真澄「 アンタと寝るのに冷静でいられる訳ない 」
私「 ふふ 、可愛い 。 … おやすみ 。 」
真澄「 っ … おやすみ 」
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皇(プロフ) - !シ .さん» 笑ってくださりありがとうございますヽ(・∀・ )ノ 真澄は正義。頑張ります!^^ (2017年12月24日 21時) (レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
!シ .(プロフ) - めっちゃ笑いました。真澄かわいい。頑張ってください! (2017年12月20日 12時) (レス) id: c63ed2c4ca (このIDを非表示/違反報告)
皇(プロフ) - 童話さん» ありがとうございます!(^^♪ (2017年11月24日 21時) (レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
童話(プロフ) - とても、面白いです!更新頑張ってください! (2017年11月23日 18時) (レス) id: 4ed159ca7f (このIDを非表示/違反報告)
無名の作者 - あいん。さん» ありがとうございます!やってはいけない誤字ですね…(*_*) (2017年10月31日 20時) (レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:皇 | 作成日時:2017年10月8日 1時