ドーナツ ページ3
私「 ただいま〜 」
軽く走って帰ったせいか体がぽかぽかと温かくなり 、 冬らしさを感じない。
七尾「 Aさんおかえりっす〜! 」
ぶんぶんと左右に手を振りながら瑠璃川と共に裁縫をしている。
監督「 おかえりなさい 」
大量の洗濯物を詰めたカゴを手に 、 リビングに現れた監督。
私「 手伝いましょうか? 」
ううん大丈夫 と可愛らしい笑顔を見せるとベランダに出た。
私 七尾 「 カッコイイっす… 」
瑠璃川「 その手に持ってる紙袋は何? 」
あ、これ? と掲げてみる。
真澄「 ドーナツ … アンタ達にはない。 」
プイッとそっぽを向き 、 クールな顔をして自室に入る。
私「 ごめんね 、 またの機会に二人の分も買ってくるよ! 」
瑠璃川「 別に … いや 、 ありがとう。 」
微かに微笑むと作業に戻る二人。
… ってドーナツドーナツ。
真澄の部屋にノックせずに入り 、 お邪魔する。
真澄「 … おかえりのキス 、して。 」
私「 はいはい 、いただきまーす 」
彼のいつもの戯れ言をスルーしてドーナツを頬張る。
私「 お、美味しい 〜 」
頬を抑えながらついつい口元を緩めてにやけてしまう。
真澄「 何その顔可愛い辛い 」
私「 私のも一口食べてみる? 」
ずっと私の顔を見てたから食べたいのか 、と思い一口サイズにちぎって渡す。
真澄「 口移しがいい 」
私「 誰からそういうの教わったの? 」
無理矢理相手の口に突っ込む。
思わず指も咥えられてしまったが 、まぁ仕方ない。
真澄「 美味しい … ( 指が )」
私「 だよね! 」
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皇(プロフ) - !シ .さん» 笑ってくださりありがとうございますヽ(・∀・ )ノ 真澄は正義。頑張ります!^^ (2017年12月24日 21時) (レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
!シ .(プロフ) - めっちゃ笑いました。真澄かわいい。頑張ってください! (2017年12月20日 12時) (レス) id: c63ed2c4ca (このIDを非表示/違反報告)
皇(プロフ) - 童話さん» ありがとうございます!(^^♪ (2017年11月24日 21時) (レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
童話(プロフ) - とても、面白いです!更新頑張ってください! (2017年11月23日 18時) (レス) id: 4ed159ca7f (このIDを非表示/違反報告)
無名の作者 - あいん。さん» ありがとうございます!やってはいけない誤字ですね…(*_*) (2017年10月31日 20時) (レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:皇 | 作成日時:2017年10月8日 1時