御注文 ページ17
昨日より圧倒的に来客数が増え 、誰一人として棒立ちの人はいなく 、みんなしてドタバタと忙しい 。
私は監督たちに注文を受けた品をテーブルまで運び終えれば 、次の客の対応に移る 。
私「 注文どうぞ 」
注文を受けたのは男性三名 。大学生ぐらいの人たちだろうか 。 明らかに年齢が上で 、尚且つチャラい雰囲気がある 。
「 へぇ 、キミ可愛いらしいじゃん 。 」
ぴらっとスカートを捲られ 、咄嗟に離れる 。
私「 あ、ありがとうございます 」
苦笑いをしながら 、注文のメモを取る 。
「 あとで何か奢るから一緒に回らない? 」
イイネイイネー、と他の男性たちと盛り上がる 。
私「 す、すみません 。 仕事があるので … 」
「 つれないなぁ 、折角誘って ── 」
ふと 、バッと私を庇うようにして 、割り込んで入る 。
真澄「 … 俺のなんで 」
軽く手首を捕まれ 、キッチンに逃げる様に向かう 。
私「 あ、ありがとう 」
真澄「 俺がまだAの下着見れてないのに見ようとするとか … 許せない 」
私「 いや本当残念な人だよ真澄 」
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少し落ち着き 、監督たちの元に真澄と共に改めて挨拶しに行った 。
監督「 2人とも似合うね! 」
監督の純粋な言葉に笑顔が零れる 。
真澄「 Aは天使だから何でも似合うの当たり前 」
一成「 本気で二人ともヤバすぎー!美男美女じゃーん! 」
パシャ 〃 とあらゆる方向から写真を撮られ 、堅苦しい笑顔になる 。
監督「 じゃあ他のお客さんにも迷惑かかるから私たちは帰るね 。 この後も頑張って 。 」
私「 監督…! ありがとうございます! 」
手を振られ 、教室から出れば 私たちは急いでテーブルの上の物を片す 。
真澄「 あと2時間 … だる 」
私「 頑張ろうよ 」
真澄「 アンタのためなら何時間でも頑張る 」
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皇(プロフ) - !シ .さん» 笑ってくださりありがとうございますヽ(・∀・ )ノ 真澄は正義。頑張ります!^^ (2017年12月24日 21時) (レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
!シ .(プロフ) - めっちゃ笑いました。真澄かわいい。頑張ってください! (2017年12月20日 12時) (レス) id: c63ed2c4ca (このIDを非表示/違反報告)
皇(プロフ) - 童話さん» ありがとうございます!(^^♪ (2017年11月24日 21時) (レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
童話(プロフ) - とても、面白いです!更新頑張ってください! (2017年11月23日 18時) (レス) id: 4ed159ca7f (このIDを非表示/違反報告)
無名の作者 - あいん。さん» ありがとうございます!やってはいけない誤字ですね…(*_*) (2017年10月31日 20時) (レス) id: 99f69f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:皇 | 作成日時:2017年10月8日 1時