松田刑事の妹は【ワンダーランズ×ショウタイム】の団員でした!【完結済】 (ページ4)

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司｢【さぁ、俺もこの街の繁栄に協力しようじゃないか!】｣

そろそろショーも終盤になってきた。

ワンダーランズ×ショウタイムでは、ショーの最後には必ず歌を歌う。

最近入ったわたしは知らなかったけど、この歌は割と好き。

『【では、魔王様、最後に皆で歌を歌いましょう】』

司｢【歌? なぜだ?】｣

えむ｢【お歌を歌うと。みんながハッピーになれるからです!】｣

類｢【これからは一緒に街を救っていく仲間なんだ。
さぁ、一緒に声をあげて歌いましょう!】｣

ナレーションの寧々ちゃんも一緒に合流し、

スタッフさんが用意してくれたレコードで

『セカイはまだ始まってすらいない』が流れる。

会場からはものすごい拍手が聞こえてきて、

ここまでワンダーステージを復活させた4人はすごいよ。

5人｢It's Show Time!｣

声援や拍手が大きくなり、カーテンがゆっくりと閉じた。

今日の演劇はこれで確か終わりだったはず。

司の声のアナウンスが流れ、みんなはアトラクションに移動し始める。

ﾐｸ[みんな、すっごくいいショーだったよ!]

『ふぇ、? え、えぇええええええっ!?
は、は、は、初音ミク!? なんで司先輩のスマホに!?』

ﾐｸ[巴ちゃん、スマホを開いて、再生ボタンを押してみて!]

『スマホを、って、なんか届いてるけど、
それを推したらいいんだよね?』

押した瞬間、辺りが急に明るくなって、

目を開けるとそこは……………

不思議な色をした、大きな大きな遊園地にいた。