STAR STAR __Daiki.S__ (ページ4)

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４...starstar ページ4

さっきから流星が、同じところをずっと見つめている。

｢どうしたの？どっか痛い？｣

流星がゆっくりと首を横に振った。

じゃぁ何だろう？

流星と同じ方向を見ると、放ったらかしにされて悲しかったのか、泣きそうにこっちを見てくる望君がいました。笑

こんなときまで弟の心配してるのか。

優しい兄だなぁ！！！つくづく感心するよ！私なんて弟が拗ねてても無視してたもんなぁ‥‥

あ、そう言えば‥‥‥‥

今日その弟に会う日だよ。

さっきまで覚えてたのに、もう忘れちゃって‥笑

色々考え事をしてると、望がテコテコやって来て、手をぐーぱーしながら抱っこをねだってきた。

できれば流星から望を遠ざけたい。

移っちゃうかもしれない‥‥‥。

よし。寝かそう。

｢のんちゃん。りゅうが寝るまで待てる？｣

そう聞くと、ちょっぴり悲しい顔をしたけど、小さく縦に頷いた。

｢いい子いい子。｣

頭をポンポンして、ソファーの隣に座らせた。

望はソファーが大好きで、なぜか何時も大毅君と占領している。笑

望をソファーに座らせれば、早速機嫌がよくなって、ニコニコしながらテレビを見てた。