１６...starstar ページ16
｢大毅君？！何？どうしたの？！｣
｢気持ち悪いんやけど‥何でか分からん‥。｣
これはまさか‥‥ちゃっかり流星の風邪もらっちゃいましたよパターンでは？！！！
｢大毅君、ちょっと待っててね？｣
おい待て、私昨日普通に大毅君にキスされて‥
あぁぁぁぁぁあ！！！！！！！！
私に移ったらもう大毅君のせいだ！
廉に全て任せよ。
廉今高校卒業したばっかだし、相当暇だろうから、世話は頼も。
｢流星‥‥？？｣
部屋に入ると、流星も望も、ぐっすり眠っていた。
流星のおでこに手をやると、やっぱ一日じゃ38度越えは、なおらないか‥‥。
とにかく、急いで望を抱き上げた。
望まで移ったら、流石に私も無理だぞ。
ゆらゆらさせながら、大毅君のもとへむかった。
｢大毅君？熱計れる？｣
頷く大毅君に、体温計を渡して、近くの椅子に座り、待っていた。
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ
｢おっす。｣
そう言って体温計を受けとると、39.1と言う文字が書いてあった。
｢大毅君。今日は寝てようね。｣
そう言うと、頷いてまた目を閉じた。
よし、流星流星。
流星の元へ向かうと、もう起きていた。
起き上がれてないけど‥‥。
｢流星大丈夫？｣
うんともすんとも言わない。
ただ口元を抑えて下を向いてる。
あ、気持ち悪いのね‥。
ぐっすり眠る望をベッドに移し、布団をかけて、今度は流星を抱いて、トイレへむかった。
背中をさすっても、中々出てこない。
昨日戻したからもう戻すもの無いとか？
それは無いか‥‥本人が気持ち悪いって合図出してるんだもんね‥‥。
あぁ‥‥廉今日も暇だといいんだけど‥‥‥
続く
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作者名：Ψ( ・ ・)Ψ碧海 | 作成日時：2017年3月21日 0時
