非日常 (∽) (ページ19)

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駅に着いて自分らが降りる駅方面の時刻表を確認しとったら隣から亮が覗き込む。

「あ、きみくんの家って俺ん家より高校に近いんや」

「亮はどこの駅なん？」

「えっとな、きみくんとこの3つ先」
「高校ときみくん家は1つやろ？」

「あ～、せやな」

まさか4つも先の駅から毎日通っとったなんて。

よく今まで襲われへんで無事に成長しとるわ。

ホームで電車を待ちながらそんなことを考えとったら思わず口に出てしまった。

「亮、俺の家に住まへん？」

「へ？」

「ほら、俺ん家の方が瑛戸高校に近いやろ？」
「それに俺ん家から3つ先って夜とか亮が心配やし…」
「それによく考えたらあの地域治安悪いやんか」

「う、ん」

一度口から出てもうたら勢いに任せてどんどん話してまう。

あかん、亮絶対引いたわ…

「きみくんは、メイワクじゃないん？」

「全然やで、寧ろ大歓迎するわ」

「メイワクじゃないんやったら、その、きみくんとおりたい…」

確実に引かれたと絶望しとったらまさかの返答。

心なしか泣いてまいそうや。

「大歓迎や、寂しい家に帰る理由ができたわ」
「ゆっくり、一緒に準備していこか」

「おん！」

「けど、その前に、、」

「その前に？」

「今夜は亮を味わわせてな？」

「っっ…！」

俺のクサイ台詞にも顔を真っ赤にして頷く亮が愛おしくて仕方ない。

あの日から始まった13年越しの恋、あの頃の2人の夢が叶うと確信した。

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ごきげんよう。

黒さんと黄さん、無事に結ばれましたね
年の差なんと13歳！
13も違ってくると黒さんが大人に見えるでしょう?(笑)

ところで、2つのお話が完結したということでそろそろ感想を頂けたらなぁ～と思ってみたり。

ということでここのコメント欄、もしくはTwitter( @suba__rn )にて是非ともお聞かせください。

時間はかかるかもですが、リクエストも受け付けております♪

読者の皆様に感謝を込めて...

ぱっちりおめめ