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次もあるんだって嬉しくなる反面、
誰と行ったのかなんて気になる私は友達失格だって思う。
そしてまた次彼女ができたらこの約束だって無くなってしまうんだ。
だけどそれを嫌だと思う権利なんて私にはない。
女友達のままでいることを選んだことが私を縛り付ける。
離れたくないからこの立ち位置を選んだくせにわがままだ。
「そろそろ帰る？」
腕時計をチラッと見た樹は少し慌てた表情になった。
「どうしたの？」
「結構終電ぎり。」
何時間喋ってたんだろうね。なんて2人で笑いながらもバックを持って急いで店をでる。
「、、、雨だ。
A、傘ある？」
店を出るとパラパラと雨が降っていた。
「持ってきてない。今日雨予報じゃなかったよね？」
「そうなの？しらね(笑)」
「ちょっと(笑)」
まあ、そんなところも樹らしいなんて思ってると雨の勢いはどんどん強くなっていった。
「すっごい降ってきたね。とりあえず駅向かう？」
「、、、なあ、」
「なに。」
「、、、、まだ一緒に呑んでくれない？」
樹は雨に濡れてるのもお構いなしで髪からぽたぽたと水滴を落としながら私を見つめていて、
その表情が捨てられた子犬みたいでとても寂しそうに見えてしまった。
「、、、いいよ。」
「、、さんきゅ。」
初めてのことだった。
いつもは終電ギリでも走ってその日のうちにバイバイだった。
2人で吐きそうだ。なんて言って笑って、それだけでも幸せだった。
「ほら、風邪ひくからどっか入るべ。」
私の腕をぐいっと引っ張って自分が来ていたジャケットを頭に被せてくれた樹の一歩後ろを歩いてついていく。
いつもと違う樹の言葉、仕草に翻弄されている。
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みお(プロフ) - SixTONES、2ndアルバム発売ですね！ (2021年12月8日 19時) (
レス) id: a8a5314ca7 (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - mi.さん» コメントありがとうございます！ほんっとですか！！！！すごく嬉しいです！しかもお話も前から読んでくださってて（ ; ; ）今日はとことんたのしみしょうね！！！ (2021年8月13日 19時) (レス) id: 726b2f49ea (このIDを非表示/違反報告)
mi.(プロフ) - 初めまして！いつもきゅんきゅんしながらお話を読んでいます。コールミーの時からコメントしようか迷ってましたが、くまさんと推しが全く同じで舞い上がった勢いでコメントしちゃいました！くまさんの紡ぐお話が大好きです。これからも更新楽しみにしてます^ ^ (2021年8月9日 23時) (レス) id: f783054b71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くま | 作成日時：2021年7月8日 23時
