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そう呟いたと同時にポロンと涙が溢れてスカートにシミを作った。
「、、、、、ごめん。」
なんで？って思ったけど、
元から知り合いでもなくて
カフェでたまたま隣に座ってたお客さん。
制服姿で平日の真昼間にカフェにいる学生が気になって声かけてくれただけで、
きょもくんは最初から深い関わりなんてする気なかったんだ。
、
「A、、、？」
「えへへ、、
きょもくん、今日までありがとうございました。
勉強も教えてくれて、、、、、
私、学校行きますね。」
泣いてる私をみてクリクリの目をもっと大きくさせているきょもくんを置いて、
私はオーナーにお会計を頼んで席をたった。
「A」
「ボールペン、すごく嬉しい。大切に使います。」
涙を堪えながら無理に作った笑顔はたぶんへにゃへにゃだろう。
だけどこれ以上迷惑かけちゃダメだと思って、
精一杯笑って、ドアを開けた。
、
パタンとドアが閉まった。
、
これで、おしまいだ。
、
カフェを出てから、いつも通り学校に行って講座を受けた。
学校についたら、友達にまたサボってきたの〜？なんていじられたけど、
私の顔を見てぎょっとしていた。
どうしたの。なんて真っ赤になった目を見ながら心配されて、
もっと涙が溢れてしまう。
恋するなんてあっという間だったのに、
忘れたいって思うのにすぐに忘れられないのはなんで？
もう会えないってわかってるのにきょも君の存在は私の中でどんどん大きくなっていった。
友達には好きな人に振られたって言ったら、休み時間ずっとそばにいてくれた。
明日から学校始まるけど、サボんないでちゃんと来るんだよって笑われながら言われた。
きょもくんは、頑張ってる私を見て勇気をもらえたって言ってくれた。
もうたくさん優しさに甘えたからこれからは1人で頑張らなきゃダメなんだ。
、
次の日、天気は晴れていたけど少し風が冷たくなってきた。
もう秋が近づいてきてるんだね。って友達と話しながら始業式が始まるから体育館に向かう。
校長先生の長い話を床をボーと見ながら聞く。
「今日から教育実習生が来ます。」
司会担当の先生がそういうと、生徒がざわっとしだした。
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みお(プロフ) - SixTONES、2ndアルバム発売ですね！ (2021年12月8日 19時) (
レス) id: a8a5314ca7 (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - mi.さん» コメントありがとうございます！ほんっとですか！！！！すごく嬉しいです！しかもお話も前から読んでくださってて（ ; ; ）今日はとことんたのしみしょうね！！！ (2021年8月13日 19時) (レス) id: 726b2f49ea (このIDを非表示/違反報告)
mi.(プロフ) - 初めまして！いつもきゅんきゅんしながらお話を読んでいます。コールミーの時からコメントしようか迷ってましたが、くまさんと推しが全く同じで舞い上がった勢いでコメントしちゃいました！くまさんの紡ぐお話が大好きです。これからも更新楽しみにしてます^ ^ (2021年8月9日 23時) (レス) id: f783054b71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くま | 作成日時：2021年7月8日 23時
