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大我くんは笑い疲れたのか、眠そうな顔で欠伸を
何度か繰り返していた。
この人、私が食べ終わった後も笑ってたからね。
そりゃあ眠くもなるよ。
｢あーもう、あんたのせいで眠いんだけど…
これから撮影なのにどうしてくれんの？｣
｢私のせいじゃないし｣
｢急に生意気じゃん｣
｢大我くんもこんな感じだからいいかなって思って｣
そう言うとふっと笑う大我くん。
前よりも空気が穏やかに感じる。
そして私を見つめる視線も優しい。
__________あぁ、もう。
ずっとこのまま一緒にいれたらいいのに。
なんて思ってはいけないことも思ってしまった。
私達の関係にはいつか終わりがやってくる。
事が全て明らかになれば大我くんはきっと
私を軽蔑するだろう。
大我くんと笑い合える未来なんて最初から
ないに等しい。
｢あんたも眠いの？なんか泣きそうな顔してるけど｣
｢んー、欠伸我慢しすぎちゃったかも｣
｢……｣
大我くんの視線が刺さる。
さすがにこれは苦しかったかな。
｢ま、いいや。ちょっと肩かして｣
大我くんはそう言うと頭を私の右肩に預けた。
さらさらした金髪が甘い香りと共に頬を掠める。
心臓が鳴り止まない。
隣にいる大我くんにも聞こえてしまいそう。
｢大我くん……？｣
すーすーと寝息がするので問いかけてみるが
返事はない。
完全に寝ちゃったみたいだ。
今なら触ってもバレないかな。
｢おやすみ、大我くん｣
そう呟いてすやすや眠る大我くんの髪を撫でた。
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すず(プロフ) - くるみさん» ありがとうございます!!ぜひきゅんきゅんしちゃってください笑これからも楽しんでいただけるように頑張ります！ (2021年3月9日 22時) (
レス) id: 9dcddaef74 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - いつもキュンキュンしながら読ませてもらっています！続きめちゃめちゃ気になります。これからも頑張ってください。 (2021年3月9日 14時) (レス) id: eca9d0649e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すず | 作成日時：2020年12月20日 13時
