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ページ27

高「俺めちゃくちゃ腹減ってるんだけど」





那「あ、ごめんごめん!そろそろ行こうか〜じゃあAちゃん、田中くん私たち行くね〜」





「あ、こっちこそ長居させちゃってごめん!ご飯楽しんできて〜」





那「ばいばーい」








手を繋いで仲良く楽しそうに何か話して歩く2人の後ろ姿を、ぽーっとながめる。

やっぱりあの2人の空気感ってすごく可愛らしいな。







田「俺らも帰ろっか」





「そうだね」




田「ん」








さりげなーく手を握られて、そのまま歩き出す。
まだ手を繋ぐの慣れなくて、変に心臓がドキドキうるさい。


あの2人は手を繋ぐのは当たり前、みたいな雰囲気だったな。
私達も早くそうなれるといいな。









田「俺らもどっかで飯食ってく?」





「あ、いいね!……あ!ごめん待って、今日の夕飯オムライスなの!だからまた今度で!」






田「あーうんそっか。了解(え〜俺オムライスに負けた…でもオムライス美味いもんな……仕方、ないよな…)」






って、田中くんが肩をガクリと落としていることを私は知らない。







おわり






久しぶりの投稿になりました(;_;)





 

田中くんは名前で呼ばれたい→←・



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作者名:ちゃん | 作成日時:2021年7月29日 7時

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