深夜25 ページ27
Aside
ピピピピピ…
目覚まし時計の音で始まる私の1日。
今日もお弁当作らなきゃ。
その前に、顔洗って歯磨いて、郵便物を取りに行かないと。
諸々やって郵便物を取りに行くと、なんだか分厚い封筒が入ってた。
『なにこれ…』
中を見てみると大量の便箋と私の写真。
私は反射的に封筒を落とした。
…気持ち悪い。
私は封筒を持って家の中に戻る。
『…もしもし!』
(人1)「…こんな朝早くになによ〜」
『(人1)!た、助けてっ…』
(人1)「!なに?!どうしたの?!?」
『今日、私講義とってるから大学で話すから…で
きるだけ早く来て欲しい』
(人1)「わかった。また学校でね。」
『うん、朝早くからごめんね。』
(人1)「いいのよ。じゃあね」
『じゃあね。』
咄嗟に(人1)に電話してしまった。
スマホを机に置いて、封筒を見る。
誰がこんなこと…
恐る恐る便箋を見ると、
「君が好きだよ。志田Aちゃん。
誰よりも愛している自信がある。君の行動は全
て把握してるし、君がどこに住んでいるのか
も、君の誕生日もスマホのパスワードも全部知
ってる。君の友達の名前も住所も電話番号も、
友達が誰と付き合ってるのかも知ってるよ。で
も、昨日のは予想外だったなぁ。あれは誰?君
の彼氏かな?僕以外に男がいるの?そんなの知
らないよ?ねぇ、教えてよ。あいつの名前は
何?君との関係は?僕が知らない君がいるなん
て許さないよ。全て教えて?愛してるから、全
部僕のものになって?愛してる。」
そのあとはずっと愛してる愛してるの繰り返し。
これを見て怖いなんて思わなかった。
ただ、(人1)と莉犬くんとさとみくんに危害が及ぶって考えたら、今すぐにこいつをコロしたくなった。
でも、今はそれどころじゃない。
早くお弁当を作らないと。
(ちょっと飛ぶよん٩(•౪•٩)三)
ピーーンポーーーン
来た!
『はーい!』
さとみ「おはよう、Aちゃん。」
はぅっ今日もかっこいい…
『おはようございます!』
さとみ「いい匂いがするね」
『朝ごはん食べてたので!』
さとみ「そうなんだ。じゃあ、食べてきなよ。」
『いや、でも…』
さとみ「待ってるよ。」
『いやいや!すぐお弁当持ってきます!』
さとみ「いいのいいの。上がっていい??」
『う〜はい…。』
さとみくん仕事大丈夫かな??
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夜瑠 - いつも読ませて頂いてました!開いたら更新停止になっててちょっと悲しい。続き更新出来るようなら楽しみにしてます!他の作品も見てみますね、応援してます!! (2019年10月27日 19時) (レス) id: 1b72090556 (このIDを非表示/違反報告)
くろり - 実は僕も自傷癖があるんですけどさとちゃんにとめられてるみたいなかんじあって心が揺らぎました(笑)更新楽しみにしてます! (2019年10月10日 1時) (レス) id: ac540e631b (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - あいろさん» あああありがとうございます!!!そんなこと言って貰えて嬉しい限りです!!更新頑張ります!! (2019年9月2日 16時) (レス) id: c608e55016 (このIDを非表示/違反報告)
あいろ - うわぁぁぁぁぁぁ!素敵な作品すぎます! (2019年9月1日 21時) (レス) id: 7961ad3a74 (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - るのさん» ええええ!!!ありがとうございます!!もうほんとに、励みになります!更新頑張ります! (2019年8月29日 22時) (レス) id: c608e55016 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:子犬子猫 | 作成日時:2019年8月19日 5時