深夜21 ページ23
さとみside
今はAちゃん家のシャワーを借りて浴びてるんだけど、あの子ほんとに危機感無さすぎ。
まじで心配だわ。
しかしまぁ、昨日酔った勢いでAちゃんのバイト先まで行って、そのままお世話になるとかどんだけAちゃんが好きなんだよ、俺。
あ、そういえば、俺メガネしてなかった？
うわ、バレたかな…
いや、でもそもそも知らない可能性があるから、うん。
さとみ｢〜♪｣
つい歌を口ずさむ。
だーーーーー！！！
もう、まじで俺バカなのかな？！
歌ったら余計バレるじゃん！
俺は心の中で色々呟きながら脱衣場に出る。
目の前にしっかり畳まれたバスタオル。
女子力〜
しかもいい匂いするし！最高！
え、これで体拭いてるのかな…いや、変態すぎる。やめよう。
俺は着てた服をまた着て、ガシガシ頭を拭きながらリビングに行く。
さとみ｢Aちゃん。ありがとう！｣
『いえ、大丈夫ですよ。』
さとみ｢いい匂い…朝ごはん？？｣
『はい。桃里さんが食べるかなと思って。』
さとみ｢え！ありがとう！！俺、朝ごはんないと
ダメなんだ｣
『そうなんですか？笑 じゃあ、沢山食べてくだ
さい。お弁当も作っておきました。』
さとみ｢え、ほんとに色々ごめんね。ありがと
う。｣
『いつもなに食べてるんですか？』
さとみ｢昼はね〜コンビニの弁当w｣
『それじゃダメですよ！』
ちょっと会話中ごめん、失礼します。
Aちゃんのエプロン姿が、奥さんみたいで可愛い！！！
失礼しました。
さとみ｢だってねぇ、ご飯は作らないし。｣
『作んないとダメです！』
さとみ｢じゃあ、Aちゃんが作ってよ。｣
『…わかりました。作りますよ。』
さとみ｢じゃあ、毎朝取りに来て帰りに返しに来
るね。｣
『はい。ちゃんと全部食べてくださいよ。』
そう言ってキッチンに戻って行ったAちゃん。
いやぁ、いい…いい奥さんになる…
俺のお嫁さんにならないかな〜♪
なんて気持ち悪いことを考えながら、朝ごはんを全部食べて、荷物もお弁当も全部持ってAちゃんの家を出る。
さとみ｢ご馳走様でした。じゃあ、また帰りに寄
るね。｣
『はい。行ってらっしゃい。』
さとみ｢行ってきます。いつか俺のお嫁さんにな
ってね｣
半分冗談半分本気で言うとすぐに真っ赤になるAちゃん。
『何言ってんですか！早く行ってください！』
今日は仕事が捗りそうだ。
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夜瑠 - いつも読ませて頂いてました!開いたら更新停止になっててちょっと悲しい。続き更新出来るようなら楽しみにしてます!他の作品も見てみますね、応援してます!! (2019年10月27日 19時) (
レス) id: 1b72090556 (このIDを非表示/違反報告)
くろり - 実は僕も自傷癖があるんですけどさとちゃんにとめられてるみたいなかんじあって心が揺らぎました(笑)更新楽しみにしてます！ (2019年10月10日 1時) (レス) id: ac540e631b (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - あいろさん» あああありがとうございます！！！そんなこと言って貰えて嬉しい限りです！！更新頑張ります！！ (2019年9月2日 16時) (レス) id: c608e55016 (このIDを非表示/違反報告)
あいろ - うわぁぁぁぁぁぁ！素敵な作品すぎます！ (2019年9月1日 21時) (レス) id: 7961ad3a74 (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - るのさん» ええええ！！！ありがとうございます！！もうほんとに、励みになります！更新頑張ります！ (2019年8月29日 22時) (レス) id: c608e55016 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：子犬子猫 | 作成日時：2019年8月19日 5時
