[すとぷり]深夜のコンビニでしか会えない人

深夜13 ページ14

Aside



講義が終わって、私は今ホテル街にいるんだけど、。
○○カフェってどこ？！


全然見つかんない、。



｢おねぇさーん｣

｢こっちで呑まない？｣


しかもめちゃくちゃ声かけられるし！
やめろて！集中して探せない！！


？｢お姉さん？迷子ですか？｣

『なに？話しかけないでくれる？』


イライラしすぎて当たっちゃった、。



？｢どこに行きたいんですか？｣

『…○○カフェってとこ。』

？｢あ！そこは、僕がバイトしてるとこです！｣

『そうなんですか？』

？｢連れていきますよ！｣



スタスタと歩き始めた黄色っぽい髪の高い声の人を追いかける。

すると、案外すんなり着いた。


でも、こんなとこわかんないわ！



『ありがとうございました』

？｢いいんですよ。どうしてここに来たんです
か？｣

『友達と待ち合わせしてるんです。』

？｢それなら、僕も一緒に待ってていいです
か？｣

『どうして？』

？｢ここ、ホテル街の人達が一人でいる女の人を
誘ってるんですよ。だから、そういう人の出
入りが多くて。｣

『そうなんですか？じゃあ、案内してくれたお礼に一緒に待ちましょう。』

？｢はい！じゃあ、僕ケーキ食べたいです！｣

『とりあえず中入りましょう』


中に入って4人席に座る。

周りを見て納得。
一人で来てる人はいない。


？｢お姉さん、名前なんて言うんですか？｣

『…Aです』

？｢Aさん…すごく素敵な名前ですね。｣

『あ、ありがとうございます』




ｶﾗﾝｶﾗﾝ


誰か入ってきた。


(人1)｢A〜！遅れてごめんね！｣

『(人1)！大丈夫だよ！』

莉犬｢どうも！(人1)の彼氏です！｣

『ゔぇ…』

？｢え、なんで莉犬がいるの？｣

莉犬｢それはこっちのセリフなんだけど、るぅく
ん｣


え、？
ぇ、？
ゑ、？

るぅくんて、るぅとくん？？


うっそだー笑 そんなことないよねぇ〜笑
ねぇ、？(困惑)


『る、るぅとくん？』

？｢あれ、気づいてなかったんですね笑｣

『気づかないよ…』


まじだった…。


『それで、なんで莉犬くんがいるんですか？』

(人1)｢あー私がここに行くって言ったら、危な
いから俺も行く！って…｣

莉犬｢だって心配するでしょ？！｣

『今日女子会だったやん…』

るぅと｢そうなんですか？じゃあ、僕らは離れま
しょう。｣



そう言って隣にある2人席に座ったるぅとくん達。


それ、そんな離れてないよ、？

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