おでこに優しいキスをして【4】 (ページ30)

今日:27 hit、昨日:141 hit、合計:117,424 hit

157 ページ30

・

樹side_____

北斗「ん゛ーーーーー」

ジェシー「おかえり北斗」

北斗「うわっ！！！！」

高地と俺とAはすぐ目覚めたけど

北斗はまだ寝てる

　

『北斗気持ちよさそうに寝てる』

樹「慣れない仕事で疲れてんだろ。寝かせとけ」

『うん』

そう思ってたのに

ジェシーが帰ってきて北斗に抱きつくもんだから

北斗が目を覚ました。

そしたら部屋からきょもも出てきて

久しぶりにリビングが賑やかだ

あとは慎太郎が帰ってくるだけ

Aがご飯を作ってる

俺たちはソファーでプチ会議

高地「あと少しだ」

樹「まじ？」

ジェシー「あと一歩なんだけどな」

樹「北斗は？」

北斗「昨日は食事会に同行させられてた」

高地「なんかありそう？」

北斗「まぁ、でもまだ尻尾は掴めないかな」

8割かな会社と℃は繋がっていて

Aの両親は℃の手によってってそう思ってる

これが最後だと思う

証拠が出てこなければ振り出しに戻る

でも正直、もう見当がつかない

樹「まぁ、まだ時間はある慎重に」

慎太郎「手伝ってくれる仲間も結構増えたよな」

樹「だな、人数でいうとどれくらいなんだろ」

高地「その辺も整理してた方が良さそうだな」

やることはどんどん増える

Aのこともちょっと不安定だし

なるべく一緒にいてやりたいんだけど

『ご飯できたよ〜』

慎太郎「ありがとう」

久しぶりに全員揃った食事

あと何回みんなでご飯を囲えるんだろう

いや、何回なんて数えた時点で俺たち負けだ

何十回、いや何百回、何千回、何万回と

みんなで飯を食べるんだ

・