おでこに優しいキスをして【4】 (ページ18)

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高地「この感じ久しぶりだな」

樹「はじめようか、ジェシーから」

ジェシー「そろそろ℃が日本に来る」

慎太郎「そろそろっていつ？」

ジェシー「そこまでは…」

℃がこっちに来ると言うことは

この平穏な毎日が崩れると言うこと

Aを家に隔離し続けてる限りきっとって思うけど

そんな簡単な話ではないだろう

北斗「この前℃の下っ端に会った」

樹「は？」

北斗「なんもバレてないよ」

高地「どこで？」

北斗「3日前、たまたまね。でももう生きてないんじゃない？」

3日前結構怪我をして帰ってきた北斗

俺とはとは別で仕事をしていて、

ここからは結構離れた場所だった。

ブツの取引でちょっと邪魔が入ったとは言ってたけど…

北斗「下っ端だったよ、激弱。相手にする時間も勿体無いくらい」

慎太郎「俺はとくになんも、」

大我「当たり前に俺も」

あと何かあるとしたら高地くらいだろう

高地「Aの親が働いてた会社覚えてる？」

慎太郎「あー、あの貿易会社ね」

高地「なんかやばいことやってるっぽいよ」

樹「最初調べた時なんもなかったべ？」

高地「今回はだいぶ手こずったよ」

そういってキーボードの前に座った高地

カチャカチャとキーボードの音が鳴り響くと

モニターに映像が映し出される

うわっまじか

輸入してはいけないものを輸入する

映像からその手続きの書類が全部綺麗に揃ってる

やっぱすげーな

樹「この前2日外出してたのって」

高地「そうこれのため、慎太郎店番ありがとな」

慎太郎「そんなことは全然、え、侵入したの？」

高地「うん、遠隔のハッキングむずくて」

北斗「あぶねーなー。言ってくれたら一緒に行ったのに」

高地「無事なんだからいいだろ」

映し出された資料をみんなでみると

それは℃の荷物たちだった。

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