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ジェシー「℃がこっちに近づいてきてるらしい」
高地「"とうとう"というか"やっと"というか」
ジェシー「あと数ヶ月で日本くるかもって」
高地「いまどこいるの？」
ジェシー「隣国」
刻一刻と確実に迫っている運命の日
準備をする時間は腐るほどあったはずなのに
まだまだ足りない
高地「久しぶりにミーティングするか」
ジェシー「そーだね。樹に言っとく」
高地「ありがとう」
それから1週間後
ミーティングを行うことになった。
俺はbarに立ちながら
例の2人が来るのを待って
あらゆるネット回線を使って℃について
ただひたすらに調べた。
新たにわかったことは確かにある。
でもこれだけじゃ
まだ到底…
守らなきゃ、Aを守らなきゃいけないのに
こんなにみんながこんなに頑張ってるのに
何ひとつ掴めない
ただ焦りだけが俺を追っかけていた。
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作者名：唯音
| 作成日時：2024年1月27日 22時
