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高地「いらっしゃい」
最近、夜はよくbarの仕事にでている。
これも情報収集の一環
《ビール》
〈ウィスキー〉
高地「はい」
最近来ているこの2人
なんか怪しさ満点で人に聞かれちゃまずい話してんだよな〜
長いカウンターの端に座ってる
話の内容は聞こえたり聞こえなかったり
他の常連の人たちと話をしながら
お酒を作りしばらくするとみんな帰っていく
今日は最後まであの2人が残っていた
《お兄さん》
高地「何にしますか？」
《同じの》
高地「はい」
〈あのさ、ここに42って奴きたことある？〉
42？
聞いたこともない
高地「人の名前っすか？」
〈あっそ、じゃーいいわ〉
あとで調べてみよ
探り入れれるだけ入れたいな〜
ちょっとだけいつもより強めにつくる
30分もしないうちに楽しそうに酔っ払ってる
高地「お兄さんなんの仕事してるんすか？？」
〈貿易関係？お兄さんは？〉
高地「もちろん、バーテンですよ？」
〈そりゃーそーか(笑)〉
アハハハハハハッ
って笑いながら元々店のことは気に入ってもらえてたけど
俺のこともちょっとは気に入ってくれたかな
《ここってさー結構悪い人も来てる?》
高地「悪い人っすか？」
《ほら、ね？》
高地「まぁ、でも個人情報なんで、詳しくは言えないっすよ？」
〈いいじゃんちょっとくらい〜ね？〉
高地「守秘義務です〜」
これでちょっと信じてくれねぇーかな。
そして更に酒を飲ませた。
そして、こいつらはとんでもない事を口にした。
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作者名：唯音
| 作成日時：2024年1月27日 22時
