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樹が出ていってAと2人きり
大我はずっと地下にこもってる
何やらまた開発中みたいだ。
高地「いつのまに"いってらっしゃい"覚えたの？」
高地「すごいね。やっぱAは天才だな！」
Aに話しかけながら
リビングに戻って片付けをする。
高地「Aは座ってて」
椅子の背にかけてある洋服をハンガーにかけたり
ソファーに置いてあった洗濯物を洗濯したり
乾燥まで終わった服を畳んだり
やることが多い。
『Aも』
高地「へ？」
ハンガーにかけてると
片手にハンガーを持って俺を見るA
高地「お手伝いしてくれるの?」
『する』
高地「じゃーこうして？」
やっぱ頭はいいよね。
一回教えたらちゃんとできる。
大我より上手なんじゃない？
黙々とハンガーに洋服を掛けるA
こうしてみたら普通の20代の女性
Aのことを子供だと思って接してた。
なんなら赤ちゃんかと思ってた。
でもちゃんとお姉さんで
なんだか胸がざわめいた。
『こーち？』
高地「おわったね。ありがとう」
その後ずーっと後をついてくるから
結局洗濯物畳も手伝ってもらった。
まずはタオルから
1人でするより時間はかかったけど
でも、Aの気持ちを蔑ろにしたくないし
覚えてくれたら今後やってもらえそうだし
なんて…。
高地「おわったーーーー！！！！！」
意外と疲れて床に寝転がると
隣にAも寝転がってきた。
かわい
隣を向くと目があった
高地「お手伝いありがとう」
『ありがとう』
高地「ンフッ。ありがとうって言われたら
どういたしましてっていうんだよ？」
高地「どういたしまして」
『どーたしまして』
高地「はい。ありがとう」
『どーたしまして』
高地「上出来！」
Aの頭を撫でると
サラサラの髪が指を通り抜ける。
ピコンピコン
家のブザーが鳴った。
誰か帰ってきたか。
高地「A、ただいまって言われたらおかえりって言おうね」
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るな(プロフ) - 更新楽しみにしております。 (8月4日 13時) (
レス) id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
YUUKI(プロフ) - 主様!!このお話を1話から読ませていただいたものですが、めちゃくちゃ面白いです！！女の子？姫？(どっちで表現するのが正しいのかわからない)が少しずつ成長していくのも読んでいて感動するし、SixTONESの戦いシーンも凄く好きです！！ (8月2日 21時) (レス) @page32 id: 856434f156 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯音
| 作成日時：2023年6月15日 17時
