SixTONESは紅一点を溺愛中 (ページ48)

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そう思いながら会議室に入る。

よし、気を取り直して！？

白咲｢立花くん？｣

立花｢あ、白咲さん。
ごめん、ちょっと使ってたけどすぐ出ていくから！｣

白咲｢あの。｣

立花｢ん？｣

白咲｢立花くんが誰と何しようが私には関係ないんですけど。
会社ではやめた方がいいと思いますよ。
誰に見られてるか分からないので。｣

…。
え、無視？沈黙気まず。

立花｢あー、見てたの？あれ君の部署の人でしょ？｣

今まで立花くんとは声のトーンが違ったのでびっくりして顔を上げる。

白咲｢えぇ、私の先輩ですけど。｣

立花｢てか、覗き見？いい趣味してんね。｣

白咲｢ここに資料置きに来たら扉が開いてたので。
誰かいるのか確認しようとしたら見たくもないのに見えただけです。
わたしは仕事でここに来ただけですけど。｣

よし、資料置き終わった。
立花くんすぐ出ていくって言ったけどドアのところにずっといるんだけど。

白咲｢じゃあ、私行くので。
10時から会議で使うのでそれまでには出た方がいいですよ。｣

ドンッ

一瞬何が起きたか分からなかった。
気付いたら目の前には立花くんの顔。
そして、壁ドンというやつをされている。

白咲｢何でしょう。｣

立花｢ふはっ笑
いやー、前から面白いと思ってたんだよ。
俺に媚売らない人初めて会ったから。
ね、俺と関係持ってみない？｣

白咲｢私、そんな安い女じゃないので。｣

立花くんを押し返して走って会議室から出る。

な、なんなのあの男。
絶対必要以上に関わりたくない！

この時の私は、今後立花くんと深く関わることになることをまだ知らなかった。