SixTONESは紅一点を溺愛中 (ページ18)

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～大我side～

Aが初めてレッスン場に来た日。

ほんとに天使が来たと思った。

白い肌、大きい目、綺麗な髪、微笑むと余計に可愛らしくなる。

話し方も性格も優しくてふわふわしてる。

彼女を見る目は2パターンに分かれてる。
好奇心の目と冷たい目。

きっと、好奇心の目を向けてる人は話しかけたりしようとしてる。
冷たい目を向けてる人は｢なんで女？｣って思ってる感じ。

もちろん、俺と仲のいい子達は冷たい目をしてる人はいない。
俺が話しかけたからって理由も大きいと思うけど。
話しかける前からいなかった。

大我｢可愛い。名前は？｣

A｢えっと、雪野Aです。｣

大我｢俺、京本大我。大我って呼んでよ。｣

A｢大我…くん。｣

可愛い。
大我くんって。可愛すぎる。

何でもかんでもしてあげたくなっていつも一緒に帰ってる子達に別れてを告げて案内をした。

帰りながらクレープとか食べて、
レッスン着も何着か買いに行った。

俺がこんなに何かをしてあげたいと思った人は初めてで。

この時から今まで、これから先もAより愛しいと思える人は現れない。

未だに俺が買ってあげたタオルを使ってくれてる。

そのタオルを持ってくる度に｢これ思い出のタオル｣ってニコニコしながら見せてくれる。

これからもその思い出は俺とAだけのもの。