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下の服を脱いでそれを大我くんに渡し、雨に濡れた物をまとめて洗濯機に入れてもらう。
その間に私は下着姿のまま、メイクを落とす。
「Aちゃんのすっぴんかぁわい」
「地味な顔でしょ。どのパーツも質素なんだよね」
まつ毛が乏しくて、目の印象も薄くて、唇の色も霞んでる。
肌荒れは少ないけど、乾燥気味で血色感が欠けてる。
「可愛いよ。俺好き」
そう言って目尻にキスを落とされる。
そして胸元に指先を滑らされる。
「なに？」
「痕いっぱいつけたのに全部消えてる」
「ねえ。アレ恥ずかしかった。つけたなら言ってよ」
そのせいで樹にバレたし、すごく怖かったと心の中で付け足した。
寂しそうな顔をして、鎖骨の下あたりに吸い付く大我くん。
「ねえヤダ」
そう言って軽く肩を押しても、離れない大我くんの唇が下の方に降りていく。
「ねえ！やだ！！臭いから、せめてお風呂、入ってからにして…」
一日汗かいたし、雨にも濡れたし。
臭くても気にしないよって言って、離れてくれた大我くんが私の頭を撫でる。
私が気にするの。
お風呂場に入ってシャワーのノズルを回す。
着替え中に給湯のボタンを押したが、浴槽はまだ貯まり切ってない。
二人で軽くシャワーを浴びて、中途半端に貯まった浴槽に浸かる。
大我くんの足の間に背を向けて座る。二人で入ったら中途半端な量だったお湯が、肩より下まで上がってきた。
長い髪を後ろで結んで簡単なお団子にすれば、大我くんが顕になったうなじに触れた。
指先で背中までなぞったかと思えば、前に腕を回され抱き寄せられる。
そしてうなじに大我くんの柔らかい唇が触れる。
ちゅ、ちゅ、と何度か触れるだけのキスをしていたかと思えば、時折ぢゅぅと歯をたてて吸い付き始めた。
私は胸の前で腕を交差して、固まってされるがまま。
こゆときって何してたらいいの？
うなじにだけ触れていた唇が、肩、背中、と少しずつ場所を変えていく。
時折吸い付いてまた痕を残しているのが分かる。
「た、たぃがくん…」
「ん？もうのぼせたの？」
声をかけたら唇は離れていったけど、代わりに温まって熱くなった指先が耳介を撫で始める。
スリスリと耳を撫でる指先が、耳たぶを揉んで遊ぶ。
「ン、や……するなら、して…」
「ん〜？なにを？」
ニヤニヤして意地悪なことを言ってる。
分かってるはずなのに。
「し、したらどっか行くんでしょ、早くしなよ」
ムカついて強気になって、隠すことなく大我くんに正面向いて言う。
大我くんの手が私の胸に触れて、喉元にキスをされ軽く噛んだ後に吸われた。
「行かないよ」
心の中で嘘つきって言って、大我くんの手に全部委ねた。
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?(プロフ) - もちもさん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけてとても嬉しいです！今ストックがなくなってしまって更新がゆっくりになってしまいますが頑張らせていただきます！ (11月7日 0時) (
レス) id: c0823c63c4 (このIDを非表示/違反報告)
もちも - 話の内容がめちゃめちゃ私に刺さりまくりで毎回脳が溶けていくような感覚がします笑🫠とっても面白いので続きを期待してます！ (11月5日 19時) (レス) @page28 id: e6a943ec70 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - 翡翠さん» コメントありがとうございます！！そんなことを言ってもらえるなんて想像もしていませんでした！😭めちゃめちゃに嬉しいです💕 (11月1日 2時) (レス) id: 53aaf6ae71 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - お話がどタイプすぎて生きる意味が見つかった気がします＾＾ (10月31日 18時) (レス) @page25 id: 6c0d9e0967 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - さいだーさん» コメントありがとうございます〜！んふふ、二人に振り回されてく展開をお楽しみください！頑張ります〜💪🏻 (10月30日 1時) (レス) id: 53aaf6ae71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：? | 作成日時：2023年10月17日 2時
