マイガール@Masaki.A (ページ7)

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毎日のように、俺はAちゃんの病室に通った。

だけど、何の進展もなくて。

Aちゃんが、笑顔を見せてくれることも、名前がほしいと言ったときのように、何かをおねだりしてくることも、あれ以来なかった。

すごく大人しくて、店に置いている小説を持って行ってみたら、すぐに読み始めて。

そうなると、会話どころじゃなかった。

病院の先生と、警察の人と相談して、俺は、Aちゃんを引き取ることに決めた。

この歳になったら、もう施設とかで預かってもらえないんだって。

いきなり一人暮らしさせられたりとか、そんなの、かわいそうだもんね！

うちは、部屋も余ってるし、常連さんの溜まり場になってるカフェがあるくらいだし、居てもらっても邪魔にはならない。

あ、そうだ！元気になったら、店を手伝ってもらおうかな！

女の子がいると、店が明るくなりそう！