すとさんのおはなし2 (ページ22)

今日:16 hit、昨日:27 hit、合計:13,105 hit

・ページ22

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

優吾side

優「ただいま〜、……怒ってる…？」

ﾏﾏ「べつに？」

いや、怒ってんじゃん
あ、そういう事か、、、

あ、ご挨拶遅れました、ルイス家長男優吾です
高校生なんだけど、テスト最終日ってことで
早く帰れるから、友達とご飯食べて帰ってきました笑

慎「…ゅ、くん、泣」

優「なんで泣いてんの？笑」

慎「……まま、おこられたの、」

廊下に座り込んで大泣きする弟の慎太郎の
抱っこして話を聞いてみるけど分かりきってる笑
これをどうにかするのは俺の仕事かぁ、
上手くいったらパパにお小遣い貰うからね！？笑

優「そうだよな、慎太郎にはちょーっと難しかったな」

慎「……ｸﾞｽﾞｯ泣」

ママって、感情的になると大事な部分言わないんだよね

優「慎太郎は、おしっこ出ちゃって、オムツ新しいの履いたんだよね？」

慎「……ｺｸﾝ、」

優「そこまでは偉かったね、この前までは出来なかったもんね」

とりあえず出来てることは褒める
そう、数ヶ月前までは出てもそのままだから
かぶれて風邪ひいて……って

優「じゃあ、次は脱いだオムツはどうしたらいいかな？
　ママはどうして欲しかったかな？」

慎「……ままに、ぃう、泣」

優「そうだね、ママにでたよーって言えばよかったね」

ママもそこまで鬼じゃないから言えば片付けしてくれる
でも、そこを末っ子ならではなのか横着して
言わないのが慎太郎の悪いところ

優「今からでも遅くないからままに言いに行ってご覧？
　多分もう怒ってないよ」

慎「……ｺｸﾝ、……ゅくんも、」

優「優くんも？俺今からトイレ行くから無理かなぁ
　一人で行きな？」

一緒に行ったらちゃんと話せないと思うから
一人で行くように背中を押して、俺はトイレに篭もる