すとさんのおはなし2 (ページ11)

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️🦁×🦓※ ページ11

樹(12歳)自閉くん
ジェシーパパ

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ジェシーside

樹「っと、…っと、…っと、」

ジェ「じゅりちゃん、ご機嫌だね笑」

今日は息子の樹と桜を見に来た
ちょうど満開だと今朝ニュースで見て
今行かなきゃ！って笑

今日来たのは大きめの公園で桜並木が綺麗なところ
お散歩も兼ねて少し歩く

樹は、どこで覚えてきたのかよく分からない
謎のリズムを口ずさみながら歩く
天気が良くて程よくポカポカで気持ちいいね

樹「…ん！」

ジェ「どこいくのー！」

繋いでた手を解いて急に走り出した樹

樹「ん！ぱぁぱ、…これ！」

ジェ「お！葉っぱだね笑」

急にしゃがみこんだと思えば散ってた葉っぱを見つけたみたい

樹「はるは、みどり、…あきは、ちゃいろ、きいろ…」

ジェ「これはなんの葉っぱ？」

樹「さくら…桜は、花びらが散ると葉桜になる」

ジェ「ほぇー！樹ちゃんは物知りだねぇ、ふふ笑」

植物が大好きな樹は、植物に関しては
人が変わったように饒舌に喋る
そうだよね、家でも学校でも時間さえあれば
植物図鑑読んでるもんね笑

樹「あぁー、」

ジェ「待って待って、どっちかつけて」

樹「んー、」

満足したのか右手をヒラヒラさせながら
またフラフラ歩き出した樹

樹「ん、こっち、…」

ジェ「はい、眩しくない？」

樹「…ｺｸﾝ、ぱぱといっしょ、んふふ、」

どっちかって言うのはキャップかサングラス
目と肌が弱い樹は日光が当たるところは付けとかないと
帰ってからしんどくなっちゃうからね

で、樹が選んだのはサングラス
ブルーのカラーサングラス
で、俺が今日、薄い赤のカラーサングラス
かけてるからお揃いって笑

樹「…ん、だっこ、」

ジェ「疲れちゃった？笑っしょっと、」

樹「疲れちゃった、…ﾌﾙﾌﾙ」

ジェ「あら？そうなの？笑」

樹「…ｺｸﾝ…っ"〜」

ジェ「お、頑張れ頑張れ笑」

疲れたから抱っこなのかと思ったら
おしりがムズムズしてたみたい笑

樹「ふぅんっ、…！！」ﾌﾞﾘｭｯ､ﾆｭﾙﾙﾙｯ

ジェ「スッキリしちゃおうな」

ほっそい身体にどこに入ってたのよ
ってくらいの溜まり具合で、朝も驚いたのに
まだ出るのね…笑

樹「…んんぅ、…」ﾌﾞﾋﾞﾋﾞｯ、ﾌﾞﾊﾞｯ

ジェ「出たかな、オムツ変えようね笑」

樹「…でたぁ、…」

お腹すっきりしたはずなのに少し怒ってるのは
いつもの事で、恥ずかしいんだって笑
そんな樹が可愛くて仕方ない

さぁ、早く車行っておしりスッキリしなきゃね笑