Lifetime【ST】Part2 (ページ10)

今日:33 hit、昨日:54 hit、合計:130,043 hit

＊ページ10

優吾side

次の日の朝。

北斗の熱は相変わらず下がらず、樹は朝から隣に北斗がいなくて号泣。

大変な1週間の始まりだった。

樹「うぇぇぇえんっ…、やぁだっ、」

朝から大泣き。大我の腕の中で暴れまくってる。

大「やだね～、けどほくもバイ菌さんやっつけるために頑張ってるんだよ～？」

樹「…んん"っ、ひっく、やぁ、」

大「樹も頑張らないと！ね？」

樹「ん、…っく、がんばる、」

大我がゆらゆらして声をかけ続ければなんとか泣き止んだ。

慎「ご飯たべよー！」

ジ「樹、俺の隣空いてるよ！」

樹「たべる！たいが、じぇしのとなり！」

大「はいはい、っと。」

抱っこしていた樹をそのままジェシーの横に座らせて、やっといただきます。

これも北斗がいないからちょっと寂しい。

樹はジェシーと慎太郎にちょっかい出されながらも、嬉しそうにニコニコとしてて、一安心。

優「じゃあ、樹、今日は俺と一緒に行こっか」

樹「うん！お迎えもゆうご？」

優「大我も一緒だよ～」

樹「やったぁ～！！」

可愛い可愛い樹の小さい手を握りながら、保育園に送り届ける。ちなみに大我は提出物があるから先に行った。

優「じゃあね、樹！頑張ってね！
じゃあ、お願いします。」

樹「ばいばーい！ほくのためにがんばる！」

朝から大泣きしたこと、北斗がインフルエンザだったこと、などなど連絡事項を伝えて、樹と先生に挨拶をして、俺も学校へと向かった。