Lifetime【ST】

＊ ページ23

田中side



あれから、夜間診療をしている病院で診てもらえば、感染性の胃腸炎なんだとか。

感染性って事で、マネージャーからは看病するなって言われたけど、そんなこと出来ないし、もう手遅れじゃん？ってなって、結局、北斗の家へ。



京「北斗、お粥なら食べれるかなー」


「あー、きょもが作ったなら食べると思うけどね」



最近料理を始めたきょもがキッチンに立って、何やら作るらしい。

俺も体調崩せばきょもに作ってもらえるかなぁ、なんて冗談だけど 笑


適当にきょもと話して、必要な物を持って、北斗のいる寝室に行く。



松「じゅり、といれっ、」



吐き気はだいぶ治まったみたいだけど、今度はお腹の方が酷いらしく。

トイレと寝室を行ったり来たり。



「これ、きょもが作ってくれた」


松「ありがと、って言っといて、」


「後から自分で言いなよ」


松「えー…」



とか良いながらも、きょもが作った湯たんぽを抱き締めてる。



松「なんか、楽になってきた、」


「それは良かった」



それから、きょもが作ったお粥が完成して。

北斗は全然食欲ない、気持ち悪くなる、って言ってたけど、なんだかんだ半分くらいは食べてた。


「ちゃんと薬も飲んでよ」


松「んー…いや、って言ったらどうする？」


「力ずくで飲ませる、とか？」


松「うわ、こっわ、」


「早く飲めよ！」



まだ目はトロンとして、顔色も悪いけど、冗談言えるくらいには回復したみたい。



松「きょうもと、あ、っと、その、…」


京「え、なになに？」


松「…ありがと、」


京「んふふ、いいよ」



やっぱりよく分からないきょもほく。
こっちが照れる←





その数日後、俺もきょもも体調崩したのは言うまでもなかった…。




〜END〜


……

またまたリクエスト作品でした！
きょもほくにきょもじゅりに、ほくじゅり。B型トリオ最高ですね！

嘔吐《じぇしー》→←＊

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