プロポーズ F ページ40
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デートも終盤。後少しで太輔は帰ってまう。
藤｢きれいだね。夜の風も気持ちいいし景色やばくない？｣
遠距離の私たち。会うのは月に1回くらい。
最初は遠距離なんてしたらすぐに振られてしまうって思っていたけど太輔が私にかけてくれる愛情は変わらない、…いや前より大きくなったって思う。
藤｢…何考えた？｣
そう聞かれて、
｢太輔がどうしたら帰らなくなるか考えてた｣
って答えた。そしたら、
藤｢俺もAがどうしたら俺のそばにいてくれるか考えてた｣
だって。私は太輔に振られない限りそばに居るのに。
二人で手を繋いで歩く。夜景がとても綺麗でずっとこのまま二人で見ていたいって思ってしまった。
太輔が乗る新幹線まで後１時間。
藤｢…あー早いね。お前と会ってると1日って短いって思うな｣
｢でも明日からは長く長く感じるんだよ。一ヶ月とかさ、私にとったら1年くらい長く思えるもん｣
太輔の前で弱音を吐かないって決めたのに、本音が出てしまってとっさに言い訳した。
｢…あ！別に一年だとしても電話とかLINEしてるから実際はもっと短いんだよ？長いなって思ったことなんてないからね？｣
そしたらクスって笑って立ち止まった。
藤｢無理しなくていいのに。会いたいなら会いたいって言ってくれた方が嬉しいけどな。毎日一緒にいたいって思ってるのは俺だけ？｣
そんなことないよ。もしそう言ってしまうと太輔に負担をかけるんじゃないかって思ってなかなか言えなかった。
太｢今日だけわがままになれば？そんな事で嫌いにならないよ？｣
そう言われて、今まで我慢してたことを吐き出した。
｢…本当は帰って欲しくない。ずっと近くにいてほしい。あとは…きゃっ｣
今日だけ、今日だけだからと思い本当の気持ちを言っていたら、いきなり抱き寄せられてしまった。
藤｢それから？｣
｢え？後は…もっとデートしたい。たまには家でのんびりしたい。時間を気にせず太輔と一緒にいたい｣
そしたら、
藤｢それ全部叶えてあげる。｣
って。どういう事？
抱き寄せられてた体がゆっくりと離され私の目を見てニコって笑った。
藤｢結婚しようA｣
そしてポケットから小さな箱を取り出して私に見せてくれた。
藤｢やっとお前の人生背負える男になれたから迎えに来た。これからはずっと一緒にいよ？｣
まさかのプロポーズに涙が出てしまい言葉が出なかった。
藤｢もう不安にさせない。一番近くでお前のこと守るから。
…愛してる｣
end★
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yuu.(プロフ) - Miaさん» 読んでくださってありがとうございます！好きって言われると安心してしまう女の子多いと思うんですよね。それでちょっと作ってみました！感動してくれるなんて…すごく嬉しいです(;_;)！ありがとうございました！ (2017年12月23日 0時) (
レス) id: 18bce2a083 (このIDを非表示/違反報告)
Mia(プロフ) - 好きって言って？を読んで、泣いてしまいました。主人公の女の子の気持ちを考えたらほんとに悲しくなって、最後どうなっちゃうんだろう。って思っていたら、ハッピーエンドで、感動して、ほんとにいい作品だと思いました。 (2017年12月22日 20時) (レス) id: 127e41bed4 (このIDを非表示/違反報告)
yuu.(プロフ) - 裕太大好きさん» コメントありがとうございます。ひとりひとり考えるの難しくてすごく悩んだので良かったと言われて嬉しいです！ありがとうございました(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ (2017年8月23日 8時) (レス) id: 18bce2a083 (このIDを非表示/違反報告)
裕太大好き - 裕太君の結婚前夜やプロポーズが最高に良かったです。もうヤバいです。こんな感じで、寝たふりしたり、告白されてみたいですね。ドライブデートもしたいね。 (2017年8月23日 1時) (レス) id: 086e0840d1 (このIDを非表示/違反報告)
yu.(プロフ) - 玉森千春さん» コメントありがとうございます！私も同じ気持ちです。バンドマン姿見たくて、仕方ないです！ライブで是非やってほしいですよね！更新頑張ります！ (2017年5月5日 20時) (レス) id: 18bce2a083 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yun
| 作成日時：2017年5月2日 20時
