プロポーズ s ページ37
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ある日の夜。家に帰ったら白い封筒が机の上に置かれていた。
｢…何これ？まぁ健永だとは思うけど｣
その封筒をハサミで丁寧に切り開くと、レストランまでの地図が書かれていた。
｢…ふふ。今日記念日だからかぁ
健永っぽいかも｣
私はその地図に書かれているお店へと向かった。
そこはかなり高級は感じで入るのも拒んじゃうくらい。
…よかった、まともな服着てきて
中に入ると、名前を言ってないのに席へと案内される。
…やばい、なんとなくドキドキしてきた。
席につくと先に座っている健永がいて私の方を見てニコニコ笑ってる。
千｢驚いた？よかった、しっかり来てくれて｣
｢めっちゃ驚いたよ。今日、記念日だもんね？ありがとう、こんな素敵なお店連れてきてもらって｣
多分こんな所、健永とじゃないと来ることもなかったと思うんだもん。
私たちの出会いは会社の先輩と後輩。
年下なんて嫌だって思ってたのに、健永の優しさとか純粋なところに惹かれていった。
…懐かしいな、出会った時のこと。
千｢A？何考えてるの？｣
｢出会った時、健永はすごい頼りなかったなって(笑)｣
千｢それは新入社員の時のことでしょ？今の俺は全然違うから！｣
｢そうだね｣
出されてくる料理は、全部私の好きなものばかり。
わざわざお店の人に頼んでくれたのかな？
千｢Aに喜んでもらいたかったから頑張ったんだよ？｣
そんなことを私に言ってくる事さえ可愛く思えた。
そして、デザートが来る。この頃には他のお客さんはもう帰ってしまっていてお店には私と健永の2人だけ
｢なんか貸切みたいだね｣
そう言ったらにこって笑っていた。
千｢ちょっとトイレ行ってくる｣
わかった、と言うと立ち上がってお手洗いの方へ。
ちょうど三年経った今日、こんな素敵な所でお祝いしてくれるなんて…。
そんなことを思っていたら
千｢A｣
名前を呼ばれた。
振り向くと、たくさんの向日葵の花束を持った健永。
｢え…なに？｣
千｢こんな頼りない俺と付き合ってくれてありがとう。Aは俺の上司だけど、大切な存在です。｣
まさか…。
千｢これからは、いつも頼りっぱなしだけど俺がAを支えていきたい。守っていきたいんだ。｣
持っていた花束を渡されて、今度は目の前にすごく綺麗な指輪が。
千｢俺と結構してください｣
｢はいっ…！｣
千｢へへ。これからはずっと一緒だよ？
何があってもだからね？…愛してる｣
end★
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yuu.(プロフ) - Miaさん» 読んでくださってありがとうございます！好きって言われると安心してしまう女の子多いと思うんですよね。それでちょっと作ってみました！感動してくれるなんて…すごく嬉しいです(;_;)！ありがとうございました！ (2017年12月23日 0時) (
レス) id: 18bce2a083 (このIDを非表示/違反報告)
Mia(プロフ) - 好きって言って？を読んで、泣いてしまいました。主人公の女の子の気持ちを考えたらほんとに悲しくなって、最後どうなっちゃうんだろう。って思っていたら、ハッピーエンドで、感動して、ほんとにいい作品だと思いました。 (2017年12月22日 20時) (レス) id: 127e41bed4 (このIDを非表示/違反報告)
yuu.(プロフ) - 裕太大好きさん» コメントありがとうございます。ひとりひとり考えるの難しくてすごく悩んだので良かったと言われて嬉しいです！ありがとうございました(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ (2017年8月23日 8時) (レス) id: 18bce2a083 (このIDを非表示/違反報告)
裕太大好き - 裕太君の結婚前夜やプロポーズが最高に良かったです。もうヤバいです。こんな感じで、寝たふりしたり、告白されてみたいですね。ドライブデートもしたいね。 (2017年8月23日 1時) (レス) id: 086e0840d1 (このIDを非表示/違反報告)
yu.(プロフ) - 玉森千春さん» コメントありがとうございます！私も同じ気持ちです。バンドマン姿見たくて、仕方ないです！ライブで是非やってほしいですよね！更新頑張ります！ (2017年5月5日 20時) (レス) id: 18bce2a083 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yun
| 作成日時：2017年5月2日 20時
