星のラブレター

好きって言って？4. ページ14

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やった後は絶対タバコを吸うみっくん。


何を考えてるの？


私に、…結婚のことどう伝えようか迷ってるの？





私も色々考えたんだよ？

だって、もうこの関係は続けちゃダメだってわかったもん。




お互いのため。

私はあなたが大好きだった。


…最後に、あなたから好きだって言われたかったな。






｢…みっくん。



もう会うのやめよ？｣






北｢…え？｣





｢会うのやめよ？｣






北｢なんで？｣




その言葉はとても冷たく感じた。

怒ってるってすぐに分かる。





｢わたしね、みっくんのこと好きだったけど今は好きじゃない。


好きな人できたから。｣





北｢そっか。



おめでとう。｣




好きな人なんていない。

みっくんからのおめでとうは思ったより辛かった。




｢好きって言ってって言って、ごめんね。

みっくんから好きって言われて嬉しかった。



嘘でも嬉しかったよ？｣



泣きそうになるのをぐっと堪えた。

泣いちゃダメ、泣いちゃダメ…。



自分に言い聞かせる。




北｢今まで楽しかった。


ありがとうな？



好きな奴と…うまくいくといいな。｣




シャワーを浴びて服を着て、


北｢じゃあな。｣



と言って出ていってしまった。





我慢してた涙が、一気に溢れてくる。


私、本当はあなたの恋人になりたかった。

恋人としてあなたに"好きだ"って言って欲しかった。




スマホの中の連絡先とLINEを消した。



もう、会わないから。








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あれから3ヶ月ほどだった。


まだ、みっくんのことを引きずってる私。


友達には失恋したんだとだけ伝えたら、コンパとか街コンとかすごく誘われた。



でも、やっぱりみっくん以上の人なんていない。





当分恋愛はできなさそう。




そして別れてから友達に、最近顔色が悪いよ？

って言われるようになった。


確かに、体調が悪いんだよね。

ここ数週間。



体もだるいし、ぼーっとしちゃう。






そう言えば、最後に生理きたの、いつ？



｢まさか…。｣




そのまさかは、…的中。


家に帰る前によった薬局で買った検査薬。




｢お腹に、…赤ちゃんがいるんだ。｣





嬉しい気持ちと悲しい気持ち。

生むべきなの？それとも…


って考えてたら、気持ち悪くなってトイレに駆け込んだ。




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真｢…うそ。


それほんとなの？｣




一人じゃ何も考えれなくて、あの店に良く行く真理に全部打ち明けた。



｢…ほんとなの。｣





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