星のラブレター

REGRET-Ki- ページ18

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｢ねぇ、にか！！｣




ニ｢あー？

なんだよ、声でけーし。｣





｢…私と付き合って？｣





ニ｢…は？


何いきなり。

こえーんだけど。｣





｢…。｣




ニ｢てか、お前って俺のこと好きだったわけ？

ありえねーし、無理だし。


お前のこと女として見たことなんて１度もねーよ。｣




｢…。｣





｢単なるノリだろ？


俺ら、友達じゃんよ。｣






帰り道、自分の気持ちを伝えた。


にかに。




でも、無駄だった。





｢…じゃあさ、私がみっくんと付き合ってもいいの？｣




ニ｢…は？｣




｢みっくんに告白されたよ。


返事待っててもらってるの。

…振られたら考えてって。｣




ニ｢…なんだよそれ。｣




｢にかのことずっと好きだった…だから！！｣




ニ｢みつと付き合えば？｣




｢え？｣




ニ｢みつはお前のこと大切にしてくれるよ。


少なくとも俺よりはね。｣





｢…｣





ニ｢…ごめんな。｣






いつも二人で変える帰り道を、途中から別々で帰っていった。

にかにふられた。




高２の夏。

暑くて、太陽がギラギラしてて、



にかの誕生日の１週間前のことだった。





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北｢A！｣




｢みっくん！

久しぶり〜でもないか。(笑)｣



北｢俺が大学いっても部活に顔だしすぎだって言うわけ？(笑)｣


大学生のみっくんが部活に顔を出してきた。



私、みっくん、にか。


サッカー部の先輩のみっくんと同い年のにか。

そしてマネージャーの私。



そのみっくんに告白されたのは、夏休みの練習後のことだった。







北｢お前さ〜まだにかの事好きなの？


諦めろよ、あいつ水野のことが好きなんだろ？｣


私がドリンクとかを作ってる時、みっくんが来てそう言ってきた。


水野さんってのはみっくんの同級生で私たちの先輩。

明るくて、優しくて、頭もいい人。


そして、にかの好きな人。



北｢水野もさ、変なやつに捕まっちゃったよな(笑)


でも、今もあってるらしいぜ？｣




練習にわざわざ来てるのに、いつも私のところに来てにかとか水野先輩について言ってくる。


わかってるんだよ。

にかが水野先輩のこと、大好きなことくらい。




｢知ってるし。

でも好きなんだもん。



みっくんはさ、わざわざ夏休みにうちらの練習参加しに来てるくせに、そんなこと言いに来たわけ？

もっと練習すれば。

だからチビってからかわれるんだよ。｣





｢…お前な〜。


ちびは関係なくね？｣




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