110- 火炎 ページ33
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「ワン！！ワン！！ワン！！ワン！！ワン！！」
目の前に広がるのは、炎
燃える場所は、
ペットフード
炎に包まれる店の前で
ひたすらに吠え続けるシュシュ
「ワン！！ワン！！ワン！！ワンワン！！」
＿＿＿きっとこの店は、シュシュにとって宝なんじゃ
「ワン！！ワンワン！！！」
＿＿＿大好きだった主人の形見だから
「ワン！！ワン！！ワン！！！」
＿＿＿それを守り続けとるのだと、わしは思う。
「ワン！！！ワンッ！！！！」
『……………』
炎は、宝を飲み込んだ
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ザ、と砂利を踏みしめる音と共に、
目の前に現れた一人の人物を見て
モージの顔色が変わる
有り得ないものを見る目だ
「……？てめェは…オイ……！！………！？
てめェはさっき……確かに…！！！殺した筈だろう…………！！！？」
『あれくらいじゃ死なないわ。わたしはゴム人間なんだから』
そう告げるのはA
彼女を見てモージはポカン、と
した後馬鹿にしたように笑う
「ごむ人間？悪運の強さは認めるが、多少頭は打ったか…。バカな事は言い出すし……」
サッとリッチーから降りる
モージが降りた瞬間、
リッチーが雄叫びを上げて
Aに襲いかかった
「またおれの前に現れるってのもバカだ！！！頭噛み砕いてやれっ！！！！」
「ガルルルルルルルッ！！！！」
迫ってくるリッチーを見ながら
Aは麦わら帽子を
深く被って、口角を上げた
『……ライオンなんかに、わたしが殺せるかっ！！』
Aは両腕をねじって伸ばし始める
その動きを見たモージは、
有り得ないものを見るような目付きでぎょっと驚く
実際有り得ないものではあるのだが
「な！！何だそりゃ！！？手が…」
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サクラさく。(プロフ) - めがねさん» めがねさんっ!!またまたコメント嬉しいですうう😭ホント、その言葉だけでがんばれます！ありがとうっ❗ (2022年11月27日 22時) (
レス) id: 7a958e7a6c (このIDを非表示/違反報告)
めがね - 相変わらず面白い!!!(∩‿‿∩)=ｂ (2022年11月27日 18時) (レス) id: 40a0bb14bb (このIDを非表示/違反報告)
サクラさく。(プロフ) - janさん» コメントありがとうございます‼そして勉強お疲れ様です😆忙しい中の一時の安らぎになれたなら良かったです。受験、頑張って！応援してます🔥 (2022年11月24日 8時) (レス) id: 7a958e7a6c (このIDを非表示/違反報告)
jan(プロフ) - 受験生なのですが、我慢できずに読んじゃいます😅毎日の楽しみです♪ (2022年11月23日 22時) (レス) id: fa03a34033 (このIDを非表示/違反報告)
サクラさく。(プロフ) - めがねさん» コメントありがとうございます！面白いと言ってもらえて良かったです‼ (2022年11月20日 11時) (レス) id: 7a958e7a6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラさく。 | 作成日時：2022年10月12日 11時
