無個性:21 ページ22
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校外学習が明けまた通常通りの授業が始まった
整理ついたとはいえ少し気まずく思い、まだ心操くんには声をかけれていない
午前があっという間に終わってしまった
いつもはお弁当を持参しているが、今日は軽く寝坊をしてしまい学食にしようと財布を持ってきた
「(人多いからできたら避けたかったんだけどしょうがない…)」
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食堂はヒーロー科サポート科普通科経営科のみんなが共通に使えるように広い構造だ
案の定人もごった返している
「(覚悟はしてたんだけどね…！)」
何にしよっかなーと券売機の前で悩んでいると後ろから来た人にドンと押されてよろけた
「邪魔だ、ブス」
「(あ、この人見たことあるかも)」
何処でだったかなと思い出そうとしているとさらに後ろから人が出てくる
「おい！爆豪、横入りなんて男らしくねぇぞ！」
「ぁあ？こいつがボーッと突っ立ってんのが悪りぃんだよ！」
「ああ、爆豪勝己か」
ピタリと動きを止める彼ら。そして一拍遅れて固まる私
まずい！と思った頃にはもう遅く爆豪勝己が吠える
爆豪「んだテメェ！呼び捨てとはいい度胸じゃねえがクソモブ！！」
「ひぃいい！ごめんなさいっ」
一緒にいた赤髪くんが爆豪を抑える
券売機の前というのもあり他生徒の視線も痛い
「まあまあ爆豪、落ち着けって！ ごめんな、びっくりさせちまったな」
「立てるか？」と座り込んでしまった私に手を差し出してくれたのは赤髪くん。名前は切島鋭児郎というらしい
切島「爆豪！先テーブル行っててくれ」
爆豪「言われなくとも行くわ、クソ髪」
ちゃっちゃと食券を買いお盆にご飯乗せていく
「悪いやつじゃないんだけどな」と切島くんは頭を掻きながら呟く
切島「見ない顔だな、食堂使うの初めて？ 怖い思いさせちまったし良かったら一緒に食わね？」
「あー…爆豪いるけど暴れ出したら俺抑えつけっから」と満面の笑みとともに付け足される
「あ、じゃあよろしくお願いします」
ぼっち飯だったし…という言葉は飲み込んで昼食を一緒に摂ることにした
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ユキヒメ - もう心操くんのカッコよさが凄い！私的にはレクの時に助けてくれた心操くんとお風呂上がりの心操くんがとてもカッコよかったです！続き楽しみに待ってますね！ (2021年7月27日 16時) (
レス) id: 68ce7e55eb (このIDを非表示/違反報告)
07狐 - 恋する乙女ですね〜心操くんのかっこよさが凄い！!←表現力0(T_T) ガンバれ!! (2019年2月10日 2時) (レス) id: 7d01dbf670 (このIDを非表示/違反報告)
ゲームできない系ヲタク - 心操くんの「応援してが」とても可愛いくって 泣きそうです。 (2017年8月20日 22時) (レス) id: cc03ee017e (このIDを非表示/違反報告)
毒どくきのこ(プロフ) - 心操くん！あぁ心操くん！本当にありがとうございます！ (2017年6月13日 17時) (レス) id: b6ff722af3 (このIDを非表示/違反報告)
佐吉(プロフ) - 毒どくきのこさん» 私なんてまだまだです…！精進いたします！！ (2017年6月13日 16時) (レス) id: a94f8c3657 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐吉 | 作成日時：2017年5月7日 2時
