無個性:10 ページ11
.
5人の班が5個と6人の班が1個で全部で6班を作っていってる
だんだん完成していく班
私の3班もあと1人で完成する。今のところ男子2人と女子2人でバランスがいいと思う。他の班は男子が固まってしまったり、というところもあるみたい
「(あ、次の次が心操くんだ)」
チラッと視線を向けると心操くんは興味なさげに黒板を見てた
順番で席から立ちクジを引きに行く心操くん
書かれた数字は《３》だったらしく先生が黒板に記録していく
頭をくしゃりとかいて席に戻る
座ってから心操くんと目が合ったがすぐ晒されて向こうを向いて机に伏せてしまった
「(えっ嫌だった？ 見過ぎたかな？)」
でも心操くんと一緒で良かったー。とホッと一安心
そうこうしてるうちにクジは全て引き終わり全部の班が完成さした
先生「じゃあ班ごとになって相談なー、と言いたいところだがまだ決めねばならないことがあるから職場見学の件は休み時間とか放課後でも使って決めてくれ。決まったら先生に教えるんだぞー」
先生「次に決めるのは夜にやるクラスレクだ。みんなまだクラスに馴染めきれてないだろうからな、これを機に団結を先生は企んでいる！」
「企むとかヴィランみたいですよ先生ー」
笑いが起きる。先生も笑う。
先生「ちなみに宿泊するホテルだが、『でる』と噂が凄いらしい」
「…え？」
私を含め固まる生徒が数名
これは！と目をキラキラさせてる生徒が綺麗に挙手する
「肝試し！が良いと思います！！」
先生「…お前らならそう言ってくれると信じてたよ！ ホテル側にはちゃんと許可取ってるからな！ ルートは先生が考えとくから楽しみにしてろよ！」
クラスレクは肝試しに決定し、丁度よく授業終了のチャイムが鳴る
そのままホームルームをし解散
肝試しやだぁ。怖いよぉ。と先程私と同様に固まってた数名が口々に言うが、先生が決定してしまったし覆せないだろう。諦めて腹をくくろう
「あ、心操くーん」
心操「なに」
「班一緒だね、よろしく！」
心操「ん…よろしく」
「あとね、今日一緒に帰ろうよ」
何かを察してなのか、心操くんは承諾してくれた
道中私の愚痴は止まることをしなかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 219人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユキヒメ - もう心操くんのカッコよさが凄い！私的にはレクの時に助けてくれた心操くんとお風呂上がりの心操くんがとてもカッコよかったです！続き楽しみに待ってますね！ (2021年7月27日 16時) (
レス) id: 68ce7e55eb (このIDを非表示/違反報告)
07狐 - 恋する乙女ですね〜心操くんのかっこよさが凄い！!←表現力0(T_T) ガンバれ!! (2019年2月10日 2時) (レス) id: 7d01dbf670 (このIDを非表示/違反報告)
ゲームできない系ヲタク - 心操くんの「応援してが」とても可愛いくって 泣きそうです。 (2017年8月20日 22時) (レス) id: cc03ee017e (このIDを非表示/違反報告)
毒どくきのこ(プロフ) - 心操くん！あぁ心操くん！本当にありがとうございます！ (2017年6月13日 17時) (レス) id: b6ff722af3 (このIDを非表示/違反報告)
佐吉(プロフ) - 毒どくきのこさん» 私なんてまだまだです…！精進いたします！！ (2017年6月13日 16時) (レス) id: a94f8c3657 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：佐吉 | 作成日時：2017年5月7日 2時
