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遊ばないページ6

Jesseside

マジかぁ………

でも今まで散々遊んできたバチが当たったんだよなぁ…

諦める気ないよ？
山内さんのこと幸せにできるのは俺しかいないから

ジ「ちょっと俺抜けるわ」

髙「あれ、どうしたの？飯は？」

ジ「いらねぇ」

空き教室に入って、LINEの1番上の顔も覚えてない[カリナ]っていうやつのトーク画面を開く。

通話ボタンを押して…

カリナ[もしもしジェス？どうしたの？]

ジ「話あるから、空き教室まで来て」

カリナ[んふふ。分かったぁ]

ジ「もう会えない。遊ばないって決めたんだ」

カリナ「何で！？私何かした？」

ジ「好きな子のためだから」

カリナ「ふふっ。…誰のことも1番にしないジェスが、誰かの1番になれるとでも思ってんの？w」

カリナ「LINE、消すなら消せば？」

そのまま帰っていった。
きっつい香水の匂いを残して。

誰のことも1番にしないジェスが、誰かの1番になれるとでも思ってんの？

酷く耳にこびりつく。
そんな簡単なもんじゃないって思ってる。分かってる。
だからこそ、最善を尽くしたい。

今までの俺を、変えてあげたい。