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京「1－Bの京本大我です！」

髙「同じく1－Bの髙地優吾で〜す」

田「さっきも言ったけど田中樹！1－Fね！」

松「松村北斗です、あ、1－Aです」

『1－Cの山内Aです…』

知らない人に囲まれながら食べるご飯ほど味気ないものはない…

ジェシーくんはなんか放心状態だし…

流石に心配になってコソッとジェシーくんに声をかける

『おーい、大丈夫？』

すると急にパッとこっちを見て、顔を真っ赤にした。

『え？』

田「ジェシーAちゃんの顔が近かったから照れてんの！」

『えへへ可愛いねジェシーくん』

ジ「Aちゃんの方が何倍も可愛いからやめて…」

松「これが学校1のモテ男なんて聞いて呆れるよな(笑)」

え、やばい…イケメンが喋ってる
さっきとは違う意味でご飯の味がしない…
神経戻ってきて？

京「Aちゃんがそんな顔するからジェシーが放心状態になっちゃうんだよ」

『そんな顔とは…？』

髙「恋する乙女みたいな顔(笑)」

…さっきのジェシーくん以上に顔が赤くなってる気がする

田「Aちゃん顔真っ赤！！かわいー」

『ホントにやめて…』

ジ「……い」

『え？』

ジ「北斗ばっかズルい…！」

何だこの可愛い犬は。
キュンってなったんだけど。
初日とかめちゃくちゃ怖かったけど何このギャップ。

妬いてますやん。
さっきジェシーくんが買ったパンがカリカリになるくらいには妬いてますやん。

『いまキュンってなった…』

田「2人で顔赤くするのやめれる？」

＿＿＿＿

昨日ジェシーくんとLINEを交換して、送られてきた
「また時間あえば一緒に帰ろう」
という言葉

それが今日になるとは…

よくよく考えればお互い部活なんて入ってないし、クラスも同じだから嫌でも時間が合うんだろうけどね

ということでまた今日も一緒に帰っています

ジ「そういえば、なんでこの学校来たの？」

『んー…あんまり話したいことじゃない、かな』

ジ「ごめんね、なんか思い出させちゃった？」

『嫌われたくないんだよね…ジェシーくんに』

ジ「俺、Aちゃんのことずっと好きな自信あるよ？」
「無理にとは言わないけど、なんかあったとき助けれると思うんだ」

『分かった。じゃあ、家来て？』

ジ「んぇ？」