佳代子ちゃん ページ16
朝のニュース番組の天気図を見ると、梅雨前線ががっしりと日本列島に張り付いていて、動く気配なし。
梅雨入って3日目だけどさ…早く梅雨明けよう？
学校、濡れるの覚悟で行くか。
A「行ってきまーす」
母「A、送るから車乗って！」
A「神様！」
A「か、佳代子ちゃん何時まで仕事？」
私は母のことを名前で呼ぶ。
つっかえやすい“か行”だから、何回も何回も言うことですんなり出るようになるんじゃないかと思ってそう呼んでいる。
母「うーん、今日も9時とかかなぁ…ご飯作っててもらえる？」
A「了解！」
母「よし。着いたわよ」
A「ありがとう！行ってきます！」
母「頑張ってね！」
A「佳代子ちゃんもお仕事頑張って！」
そう言って車を降り、学校に入っていった。
松村「おぉAおはよ。今日迎えに来なくていいよってどした？」
A「ああ、お母さんが送ってくれたから」
森本「ねえAちゃんのお母さんってどんな人？」
A「わっ！！びっくりした…」
森本「あはははごめん！で、どんな人？」
A「うーん…か、可愛くて、優しくて、明るくて…私とは真逆な人」
森本「Aちゃんも可愛いよ！なぁ北斗！」
松村「お前まじ殺す…」
京本「だけどAもさ、仲良くなると明るいよね」
A「え…？」
田中「そうそう！入学式の頃とか凄かったもん！ブレザーの刺繍指さして自分の名前言うからね」
松村「“小池”がか行だからだろ」
�眞蓮屬覆襪曚匹諭�」
いつの間にかみんな来てた。私話すと周り見えない感じ？
ジェ「おはよー！！」
森本「おはよー！！」
田中「朝から騒がしいな」
ジェ「何の話してたの？」
�眞蓮�Aちゃんのお母さんの話」
あ、�眞呂�んその時からいたんだ。気付かなかった
ジェ「えーどんな人？」
京本「可愛くて優しくて明るい人だって。」
ジェ「へー！写真とかある？」
A「あるよ！」
そう言って今年の春、2人で花見に行ったときの写真を見せる。
この佳代子ちゃん盛れてるぅ
京本「めっちゃ綺麗」
田中「もれなく隣にいるAちゃんも可愛い」
A「は？」
森本「いやほんとそれ。な？ほく…北斗！？」
松村くんを見ると何故か顔を赤くしている
ジェ「AHAHAHAHAHAHA!!!!」
そしてそれを見て壊れちゃうジェシーくん
雨でも関係なくここのみんなは明るいようです
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 95人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おすし(プロフ) - ぽんさん» 気づきませんでした！申し訳ございません。報告ありがとうございます。 (2021年4月5日 21時) (
レス) id: 7b37edd1c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おすし | 作成日時：2021年4月5日 14時
