普通の恋のお話。 (ページ39)

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「…え！？」

ちょっとした間が空き
出遅れたように反応する先輩

「だーかーら～！俺のことくんで呼ぶのやめてほしいなっ！」

いつも通りこう頼めば、
先輩は呼んでくれるような気がして提案してみた

……

思った以上に照れるA先輩。

そんな顔赤くされると
こっちまで照れてしまう

「…こう…き」

ギリ聞こえる程度の大きさで
そう呟く先輩

やば。可愛いすぎ…

「…な、なんか言ってよ！！！
二度と呼ばないよ？？」

先輩は、意外とツンツンしている
特に照れている時。

「いや嬉しすぎて、、」

「もう教室来ないでよね！！
クラス中に私の彼氏がこ、光輝って知れ渡ってるんだから…」

名前を呼ぶ時は少し俯いて
恥ずかしそうにする姿。

抱きしめたくなる

今は学校だからそんなことできないけど。

「ていうか……
光輝、、だって、私のこと…」

俺だって？

「…私のこと…、まだ先輩つけてる…」

段々とボリュームが下がる先輩は
同時にもっと顔が赤くなる

「…A…」

俺はAの近くに座って
彼女を抱きしめていた

お互い

「……「「照れる…」ね。」

なんて言いながら、
晴天の下で笑い合う日々がずっと続けば

それが俺とAの

普通の恋の話

なんだろう

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今までありがとうございました

新しく、元木湧くんメインで書き始めています
Love me
(うちわくりゅが出ています)
よろしければ是非のぞいてみてください(^^)