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体育の授業中。
今はバスケをしている。
第一試合には出ないから、コート横に座って待機する
すると隣に颯太がニヤニヤしてやって来た
「光輝〜さっき何みてたの？？」
「なんのことだよ」
「じーっと何か見てたよね」
颯太にバレると色々と面倒だな、と思いつつ
適当にはぐらかす。
「なんも見てねえよ」
そんな返しをしながらも彼女の姿を思い出す
いつも通り颯太をはじめとしたクラスの友達と
体育館に向かう途中。
違う棟の校舎から出てきた女の子
横にいる友達と話しながら、こちらに向かってくる
近づくにつれて疑いが確信に変わる。
俺が一目惚れした人。
肩にかかるくらいの長さで、少し茶色い髪。
スカートは膝より少し上の丈で、胸元のリボンは赤。
赤？ってことは、1個上の学年か。
まさか同じ学校にいたなんて
信じられない
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作者名：のあ。 | 作成日時：2021年1月23日 18時
