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「おい、お前何してんの」
ドキッとした。
騒がしかった教室内が一気に静まる。
みんなが声の方に一斉に目を向ける。
私もうなだれていた顔を上げそっちを見る。
そこには入り口の扉に寄りかかり腕を組むあろま先生。
もしかして、なんて期待が頭をよぎる。
鼓動が脈打つ。
「お前クラス間違えるなよ、ここ俺のクラスだから」
FBはなんで？って顔をしてる。
慌てて外のクラス札を見に行き「あああああ！」と慌てて戻ってきた。
「すまん！みんな！俺隣のクラスだった！」
またクラスはドッと笑いが起こってFBは去って行った。
…どーしよー。
あろま先生が小さい声で「たくっ…」って言ったのを私は見逃さなかったよ。
やれやれって顔、可愛い。
「まあ、改めまして、俺が本当の担任。八鬼です、一年間よろしく」
……どーしよー。
………どーしよー。
「じゃあ、まずはサクッと委員会決めしちゃいますかぁ」
また一年間、あろま先生のクラスの生徒でいれるんだ。
どうしよう、嬉しい。
「学級委員やりたい人ー」って手を上げながら教室を見回す先生。
そして目を逸らす生徒。
あれ、なんだか既視感。
…あー、ほらー先生困ってるよ。
「向上心のある男女一人ずつー出てきれくれーい」って黒板と向き合い、ノートを見ながら委員会名を書き出す先生。
こうやってまた黒板に文字を書く先生の後ろ姿を見れるんだなって嬉しくなる。
そういえば去年の委員会決めはサクッと決まってたなー。
向上心ある男女がいたから学級委員もすぐに決まってたもんなー。
去年の今頃は先生を好きになるなんて思ってなかったなー。
なんて私が考えている間もなお、誰も手を上げず目線を逸らすか周りと話すかのクラスメイト。
先生を困らせちゃう。
居ても立っても居られなくなった私はいつぞやの、既視感の時のように手を上げていた。
「お、倉科、学級委員やりますか？」
「やります！」
「そ。よろしくな」
わー！！！！
とびきりの笑顔いただきましたー！！！！
わー！！！！！！！！！
一度どん底に落とされた私の心臓は踊りまくりだ。
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007(プロフ) - 有馬さん» ありがとうございます！では早速…♪ (2018年12月24日 6時) (
レス) id: 378ccf97ed (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - 007さん» もちろんいいですよ〜！ (2018年12月23日 20時) (レス) id: adf3e71480 (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - 千平さん» お返事遅くなりすみません。不愉快とか思ってないですよ！私もぽいかな〜？って考えながら書いていたので笑 ありがとうございます！ (2018年12月23日 20時) (レス) id: adf3e71480 (このIDを非表示/違反報告)
007(プロフ) - fbさん以外のmsspメンバーのフルネーム、ここから取ってもいいですかね…？ (2018年12月23日 20時) (レス) id: 378ccf97ed (このIDを非表示/違反報告)
千平(プロフ) - 有馬さん» いえいえ!!!!!そういう訳じゃないです!!!!!こちらこそ不愉快に思われましたらすみません、削除させて頂きました 頑張ってください (2018年8月23日 17時) (レス) id: e2b806019f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有馬 | 作成日時：2018年5月24日 19時
