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今日一日分の授業が終わり職員室に戻りデスクに腰掛けると「じゃあ明日から倉科さん教えちゃおっかー！」と回転イスをクルクルさせながら七海先生が言った。
その言葉に背筋を正し裏返った声で返事をする。
回り過ぎた七海先生は「ヴッ…ギボヂワドゥ…」と項垂れる。
.
回復した七海先生が私のデスクに来て私の教科書を覗き込む。
「今日はここまでやったから、明日はこっちから。時間配分気をつけつつ、しっかり要点はまとめるように。あと、ここはこの、作者と主人公の心情を読み取る部分が重要になるから…」
いつもはおちゃらけている七海先生もこう言う時は当然だけどまじめで
ゾーンというやつに入っているのか、授業中はぜんっぜん噛まない。
余談とか、生徒との雑談とかだと盛大に噛むのに不思議なもんだ。
「まあ、やりやすいように倉科さん流にしてもいいから！」
「あ、はい！」
「ガンヴァッテネェ！！」
「お前ちゃんと教えられんのかー？」
ヌッと私と七海先生の間に落とされた腕。
デスクに手をついて無理くり体を私たちの間に押し込めて来たのはあろま先生。
「ちょぉとぉ、あろまちゅわん！ちゃんと教えられるようになるために今ここに来てるんでしょーがー」
「あら、そうだったわね。ま、頑張れよ」
頭にポンと置かれる手。
あの頃と同じ手。
「ちょっと、私はもうあろま先生の生徒じゃありませんよ！」
「そうね？よかったね？」
あろま先生は片方の口角だけを上げ笑い、一度自分のデスクにスマホを取りに行きすぐに職員室を出て行った。
もう生徒じゃない。
子供扱いしないでよ。先生…。
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007(プロフ) - 有馬さん» ありがとうございます！では早速…♪ (2018年12月24日 6時) (
レス) id: 378ccf97ed (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - 007さん» もちろんいいですよ〜！ (2018年12月23日 20時) (レス) id: adf3e71480 (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - 千平さん» お返事遅くなりすみません。不愉快とか思ってないですよ！私もぽいかな〜？って考えながら書いていたので笑 ありがとうございます！ (2018年12月23日 20時) (レス) id: adf3e71480 (このIDを非表示/違反報告)
007(プロフ) - fbさん以外のmsspメンバーのフルネーム、ここから取ってもいいですかね…？ (2018年12月23日 20時) (レス) id: 378ccf97ed (このIDを非表示/違反報告)
千平(プロフ) - 有馬さん» いえいえ!!!!!そういう訳じゃないです!!!!!こちらこそ不愉快に思われましたらすみません、削除させて頂きました 頑張ってください (2018年8月23日 17時) (レス) id: e2b806019f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有馬 | 作成日時：2018年5月24日 19時
